「手を上げない消極的日本人」の正体とは?(パックン)
オラは逆。知ってるなら手を挙げるし、読み方間違ったり、読み上げで当てられた人が詰まったら読み方を言う人だ。
質問があれば遠慮しないし、小学校の時なんて先生が主語を省いて生徒に聞いてくるなんて事もあって、答えに詰まったら「理科博士でも分からないですか?」とか言われた。
ちなみにオラは幼少期から理科や科学には強い方で、将来の夢はマッドサイエンティストだが、中学の数学で挫折したので理数じゃなくて理工が強い。
先生の質問はこうだ「窒素の役割は?」
は?、それって植物的に言ってるのかよ?。それとも、性質について聞いてるのかよ?。
先生の答えは「窒素は燃えません」
は?、当たり前だろ。
ついでに言うと窒素は植物の成長に必要なものだし、空気中に7割の窒素がある事によって燃焼が抑えられるは、酸素濃度が下がるから当たり前のこと。聞き方が悪い。
先生の質問としては
「物が燃える時に酸素を消費しますが、このように酸素だけだと火は激しく燃えます。私達が吸っている空気には酸素が含まれていますが、酸素だけではないので火は穏やかに燃えます。では、なぜ空気だと激しく燃えないのでしょうか?。解る人?」
が正解。生徒はここで「窒素が多く(7割)含まれているから」または「酸素以外のものが多く含まれているから」または「純粋な酸素だけではないから」と答えられる。
先生がお馬鹿だと質問の意図を生徒に理解させられない。
他にも色々とあったけど、先生が不得意な教科は授業も下手だねってことを知った訳で。
以前にもここで書いたけど、得意な教科の先生が授業内容を考えれば良いんだよ。小学校って1人の担任が全教科教えるから駄目なんだよね。あと、生徒が分かっても分からなくてもガンガン授業が進む先生とかクソ以下。中学で数学に挫折したのは、数学教師が黒板に書いてはどんどん進め、質問の機会もなく、書いた端から消していく、単に読み上げと黒板を書き写すだけの授業だったから。
先生がクソだと数学に躓く。先生が理解していないと質問がクソになる。分かっている人が分かっていない人に分かるように教えるのは難しい。分かっている人が分かりやすいように教えるには、何が分からないのかわからない人に聞くことが重要。
個別の案件や角度によって全ての疑問に答えるには、それらを文字の羅列や表面的ではなく、理(ことわり)を理解していないと、説明の角度が異なる。理解に及ばず聞いても居ない事を答えるような先生は駄目だ。質問の意図を推測して、生徒に分からない部分が何であるかを確認し、噛み砕いて説明することが重要。
そうしないと、そこから先、その科目を嫌いになってしまうんじゃないかな。
学校の先生が文系に偏ると理系的なものが疎かになる。きっと世の中に理系が少ないのは、文系の先生が理科に関して教えるのが下手くそ過ぎて、生徒が理科や科学をきちんと授業で理解させられないからではないか。
結果として、面倒くさいから分からないふりとか、「先生ー!言っている意味が分かりませーん」なんて言えないでしょ。面倒くさいし、理科なんてものは理解できる人には空気を吸うように入ってくるものだ。
日本の先生に理系が少ないことが日本の科学水準を下げ、理科を知っていれば死なずに住んだ人も大勢いることを考えれば、理科も科学も先生がきちんと把握してないとね。
ああ、そうか、先生が文系ばかりなんでパソコンやタブレット、リモートによる授業が苦手なことで、コロナ禍で苦戦したってことか。あーなるほど。
別にネットやそれら機器を使いこなすってのは、高度な科学知識なんて必要ないし、普段から触ってれば分かるもの。単なるゲーム機と化してたり、エロ画像の検索や動画ばかり見てると覚えないものだしね。
道具は使ってなんぼ、実際、手を挙げて答えなくても良いんじゃないの?。チャット機能で解る人が答えられれば全員に解答権ができる。特定の人に当てるよりマシだ。全生徒の理解率も解る。そうだよ、こういう時こそ、答えをタブレットやPCで答えさせればいいじゃん。