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2022年6月19日日曜日

十三湖の河口と磯松海岸 

十三湖の河口にやってきた。
十三湖は汽水湖で、湖から海へ。海から湖へ潮の干満で河口付近の狭まった場所にも錦石が流れ込む。
ピッタリと綺麗に敷き詰めたかのように見える玉砂利が平面に隙間なく並んでいて探しやすい。ただの雨なら橋の下で雨宿りしながら拾える。
朝の1時間でこの位はイケる。黒は珪化木、赤と黄は玉髄や碧玉。青は流紋岩。その他、諸々の錦石。

昼飯は「とさや」でラーメン。これでたったの500円なのだから驚きだ。
飯の後は運動。磯松海岸にやってきた。

生憎の雨である。晴れそうも無い土砂降り。1分でパンツまでずぶ濡れになれる勢いで降ってますよ。
これじゃ拾えないじゃん!

と、見せかけて、実は。
十三湖の河口の後に小一時間かけて拾ってたんですよねぇ。十三湖の河口で拾った石と同量。

うーん、全然止む気配がない。
じゃぁ、先にガソリンでも補充して来るか。ここから一番近いガソリンスタンドは。
ENEOS 車力 SS (成田石油)
ここしか無いな。他にも有るには有るんだが休みだったり、閉まるのが早かったり人が出てこないから確実な方で。

2022年6月17日金曜日

休みの前日の行動が重要

休みの当日の早朝に準備して出発すると、最初の目的地の行動は運転疲れからスタートする事になる。


休みの前日の夜に準備して出発し、現地で寝る。朝起きて30分。飯食ってボーッとして初日の朝から行動開始するなら、最初の行動の体力に余裕があり、視力にも余力が出る。

朝よりも深夜のほうが交通量も少なく、移動もスムーズ。目も明るい光でダメージを受けにくく、暗いので必要最低限のものしか見ないこともあって脳が疲れない。
暗いから注意対象を探しながら運転するのは脳を使うと思われがちだが、探すのではなく動いていない風景から動くものだけ特定するという逆の見方をすれば、探すのではなく勝手に見えるため、実は道路とその周囲の僅かな範囲だけに思考を限定できる。それに深夜のほうが人、自転車、車の数が少ないので発見と警戒の回数は段違いに少なく、ほぼ自動運転に近い。

2連休なら終業直後から行動開始する事で2泊2日使える。3連休なら3泊3日だ。
朝から行動派だと、ただの1泊2日と2泊3日だ。時間的に半日分のロス。

若い時からこの考え方で彼方此方に行って時間を有効活用してきた。
特に100〜200キロほど離れた最初の目的地の場合は結構楽である。
帰宅も半日早くして、風呂に入って早く寝て疲れを完全に取ることもできるし、途中で仮眠を取って、暗くなってから帰路に付く方を選んでも、渋滞と眠気解消になる。

遊びにおいてのこの半日の余裕は行動に余裕ができて、集中力を再配分させることで安全運転にも繋がる。

オラは時差出勤だから、11時までに出社すれば良い。場合によっては2連休を3泊2日にすることもできる。
時差出勤は体内時計に狂いが大きく出るからリセットスキルが重要。
今日は20時退勤で明日は7時出社である。遅番の早出である。通常なら土曜の日中は眠くてボーッとする。でも、思考が遊びモードになってると、日曜の朝の行動までが1日は起きて寝て起きるになるので、日曜の朝までにリセットすれば良い。

それに、翌朝の行動をワクワクしながらだと眠れないが、翌朝には行動出来るように現地で寝ると考えたら、起きて運転するってルーチンをすっ飛ばせるのでよく寝れる。疲れているから尚更寝付きが早い。ストロングゼロドライでも飲めば速攻寝れる。普段晩酌しないからよく効く。

現地で起きたらトイレ済ませて、水分とって飯食って、コーヒー飲んでタバコで一服。タバコを吸えば血管が収縮して血圧が上がるので目も冴える。よーし!やるぞー!ってなる。

最初の行動は気合が重要。歳を取ると朝が億劫になる。でも、楽することに慣れると疲れやすい体になり、気力も切れやすくなる。自分はまだまだ無茶が出来ると思い込んで若者っぽい体力に物を言わせた行動を続けると、体も若く保とうとする。精神に肉体が合わせようとするのだ。

依ってオラの見た目は実年齢よりも若くて筋力も強く柔軟性も高い。うちの会社のOBを見てると不老不死かって言うほど変わらない人も居れば、早々に老けて他界した人もいる。正確を考えれば納得の行くものだ。外遊びしている人は衰えにくい。

体力と若さを保つっていうのは考え方次第。行動力、体力、意志力、遊び心、そして多少の無茶だ。
オラはまだ13時間で青森市から糸魚川までほぼノンストップで下道と無料区間(自動車専用道路)を軽貨物車で走る続ける精神力が残っている。

高速道路と自動車専用道路を優先的に使えばもっと楽だし、トラックドライバーならそうする。時間も半分ちょいで済むだろう。オラが下道優先で糸魚川に行ってるし、山形の酒田市って意外と近いんだよなって言うと、プロドライバーでも驚く。運行管理状は拘束13時間、運転4時間毎30分の休憩を法で定めているプロと違ってオラは縛られていない。

でも、仕事で法令遵守して運転するのと、遊びで体力任せでドライブするのとでは、後者のほうが楽しいに決まってる。
楽しいってのは重要で、脳への刺激も強い。常に脳への刺激があるからボケる暇も無いだろう。オラが母親を乗せて300〜500もドライブに連れ回すのは母の脳への刺激にもなって良いことなのだ。

小さい頃に父に連れて行って貰った場所の記憶がある。今考えると、その場所って今の自分にしてみると近所なんだよ。小さいときは遠く感じたのだが。

ドライブは楽しい。体を動かして好きな事をする。石ころ探しは宝物探しだ。余計に楽しい。仲間に成果を見せるのも楽しい。情報交換も楽しい。写真撮影も楽しい。

だからより多くの体験をする為に、半日だけ早く行動するのだ。早起きは三文の徳。前日行動は体験次第じゃ一両の徳。

2022年6月16日木曜日

やっぱりリュータは必要だな

個人で石を加工してアクセサリーを作るには最低でも穴を開けたり削ったりできるコードレスのリュータくらい持ってないと話にならん。


予算は2万円以下で、本体、充電池2個、充電器、多様なダイヤモンドのビットを買い揃えないとな。


2022年6月15日水曜日

綺麗と思うなら錦石か否かは重要じゃない

磯松海岸は、広い駐車スペースと海岸へのアクセスが容易で、子供から高齢者まで全年齢対応の錦石拾いできる七里長浜北部の海岸です。
観光バスも余裕で何台も停められます。石拾いツアーを観光資源にするならここは最適でしょう。

石の種類も非常に多彩で、瑪瑙(透明、白、黄、橙)、玉髄(黄身、黄緑、茶)、玉(赤、緑、黄)、流紋岩(青、水色)、珪化木(木目、黒)、鹿の子石(黄、赤系)、花子石(灰色)、魚々子石のほか、名前も分からないような様々な色や模様の入った石が拾えます。
色は上記以外の桃、紫、クリーム、焦げ茶などバリエーションに富んでいるので、石だけで絵画風の巨大な壁画が作れそうなくらいカラフルです。
石の硬さも錦石のモース硬度7のものから5程度のものまで様々で、概ねバレル研磨機で磨くと光る物が多いです。

珪化木であれば硬い布やフェルトで擦ると半光沢まで磨けます。
どんな色や模様が綺麗に見えるかは個人の好みですので、風合いや模様も同系統の石でさえランダムで、それこそ同じものなど一つもないと言えますが、玄武岩(真っ黒つるつる)と瑪瑙(白系)に限っては形状も似たりよったりです。一般的に特徴のない石ほどどれも似ています。

中には泥岩が二酸化ケイ素を多量に含んで錦石並に固くスベスベのものもあります。磯松海岸の石は種類の多さが特徴で、なんてことも無い石でさえ綺麗なものだらけ。直線的な縞模様も曲線的な縞模様も、縞模様の密度も様々で、木の化石(珪化木)と見間違えるものもあります。

三内丸山遺跡や小牧野遺跡に展示されている石器と同じ材質の石もあります。
ここの石で勾玉などのアクセサリを作るのも良いでしょう。色や模様が豊富なだけ、日替わりや週替り。ラッキーカラーの数だけ用意するのも面白いでしょう。

簡単なペンダントくらいなら、ダイヤモンドドリルで穴を開けられ、丈夫な紐は百均で買えます。
一つとして同じもののない石で自分なりのパワーストーンネックレス制作というのもシンプルで素敵な装飾かと。

2022年6月14日火曜日

錦石の引き渡し完了

写真を撮るの忘れちゃった。

一ヶ月で集めた石ころは軽く50キロはあると思う。

5月に入って最初の打ち上がりから、独断と偏見で良さげな石ころを、他人の視線を無視しまくって、匍匐前進でボロボロのチノパンのポッケに突っ込みまくり、磯松海岸、車力漁港周辺、十三湖河口を徒歩で探した錦石と味のある石ころ達。
拾うたびにポッケは重くなり罰ゲームのごとく一歩一歩が砂に埋まって進まない浜を総計十数キロ歩いて集めた。

本州最北の青森県が県の工芸品の石として指定される錦石。その本場であり聖地と言われる七里長浜の特産品である。

古くは江戸時代から津軽藩が土淵川で採れる錦石を江戸に根付として加工品を輸出していた事もあり、固くて磨くと光るモース硬度7の二酸化ケイ素がタップリと染み込んだ自然の芸術品である。その後今別石の採取禁止を始めるなど需要は高まった。
それから数百年。今も尚、錦石は人を魅了する。

今朝は会社にバス健診が来ていて、仕事前に受診が必要。オラの出社時刻は11時の時差出勤で、健診が終わって始業まで時間がある。

と言うことで、石フェス販売用の石ころを委託者のご実家へ持参。

くま「ごめんくださーい、○○(本名)です。娘さんの石友の・・」
石友親父「あ・・・(何か思い出そうとしている)・・・クマさん!」

そっちかよ!、まあ、合ってるけど。合ってるけど!w

石を車から石小屋前に下ろす。あと、小型の母石。飴芯舎利石など別途箱に入れて。
後は鹿の子の鑑定もしてもらう。もう一個鹿の子と現地で鑑定された石はハナコイシだった模様。

で、雑談も花が咲き、情報交換。ディープじゃない石ころ趣味のオラを洗脳しようとするが、そうはいかん。オラは石ころが好きであって、岩塊に興味が無い。そんな何十キロもの岩塊を持って沢など歩いたら苔でコケて死ぬよ。っていうか死んだ人も居るって話も出たよ。うわぁ、居るんだ。ドザエモーン!

話の中でオラのニックネームが出てくる。どうやら磯松海岸に石が打ち上がった情報をチェックしてた人が居るらしい。

あと、舎利石系の話も出たね。舎利石じゃ一応オラは重要情報源らしいので、当然と言えば当然。
それに反してって話も出て、鉱物知識ゼロの人のホラ話も出て大爆笑。今別で舎利石をオパールだルビーだとかホラ吹いた犯人も判明した。津軽では「おべだふり」(知ったか振り)って言うんだよ。

あー、朝から笑った笑った。一部に笑えない話もあったが・・・。いや、マジで石に命は掛けたくない。そこまでして石が大事かという話。
オラとて一般人レベルでの危険エリアには入るが、安全マージンは十分に取ってる。(後述)

で、時間になったので撤収。会社の駐車場から数キロなので、考えてみたら近いんだよな。
ではまた。ということで、今回はここまで。
石の話をしたら止まらない人なんで、その筋では第一人者なんだろう。実際に凄いよ。

よく考えたら情報が集まる人には情報を持っている人が集まる。オラの専門は青森県の西海岸で錦石を採集する事と、舎利石全般の情報。そしてそれらの採集スキルである。
そして、プロはその人達を繋ぐハブだ。だからハブに連絡すると、その筋の専門から得た情報を提供するか、専門の人を紹介される。


さて、リスク回避について。

野外活動には危険が伴う。山の中や海などは特にね。
死人が出た話を聞き流すか、自分ならどうするか考えるかの違い。
死んでる方は前者。生き残っているのは後者。

山を舐めるな。地に足がついてても溺れる。しかもプロでも死ぬときは死ぬ。それなのにレジャー感覚で遊びに来て、あっさり死ぬ人は絶えない。

一般人は危険に気付かず、嫌な感じを察知できないということがある。だから危険を感じた時には既に手遅れとなる。

危険感受性と物理現象の理解と対処が命を守る。これは基本。最初は徐々に。そしてデッドラインを見測る。ここまでは安全。ここからは危険。これ以上は死ぬって感じで。行動を中止する。目的を放棄する。獲物を手放す。自分の命を最優先にする。
山での事故を見れば全部無理が原因だ。

過去の危険な経験は肥やしである。小事で済んだ経験で大事を回避する。小事を100回経験してレベル100になったとしよう。一回目より二回目。二回目より三回目と対処方法は最適化される。

危険レベルの30を一回で受けて30%の確率で死ぬとする。オラは怪我はしないだろう。
死亡レベルの50を受けて50%の確率で死ぬとする。これは最悪でも怪我程度で済むだろう。でも平気。
危険回避能力がレベル100なら90くらいまではギリギリ死なずにやり過ごせるだけの対処能力がある。但し本当にギリギリだと思う。
100に対して100で対処出来るかは個体差による。肉体強度と運動神経が高ければ生存率が上がる。無論、貧弱なら生存率は下がる。寧ろ一般人マイナスでのスタートだと思えば良い。


クマに遭遇してどうするか判断を誤ると襲われる。

動物先生的には①逃げる②威嚇する③気づかないフリをする。の3択。
人間にできる選択肢。④挨拶したり、笑顔で話しかける。⑤奇声をあげて踊りだし恐怖を煽る。⑥その辺の棒を持って臨戦態勢。⑦発煙筒を炊いて振り回す。爆竹を鳴らす。⑧どうぞどうぞと道を譲る。

これまでは何とか大怪我せずに済んでいるってだけ。安全マージンは30%くらいまでは取る。つまり、危険レベル70くらいまでは安全って認識。
でも、全く心の準備をしていない人に比べたら、その差は桁違いだということ。
オラの普通は一般人の危険レベルを遥かに超える。


オラには動物先生に教わった視点と、過剰なまでの音への反応。匂いに敏感で、動くものを視界の端っこに捉えると追尾する癖が付いている。
加えて状態からリスク評価して、事象が発生したときの回避行動のシミュレーションまでが瞬時に完了する。

事象が発生してから考えるのでは間に合わない事を知ってるから、自然の中では動物に習えである。

鳥や動物が人間の感知し得ない何かで一斉に伏せたり同じ方向を見たりするのを見たことがあるか。
一気に羽毛や体毛が寝て身は細くなり、周囲を警戒しながらゆっくりブワーッと逆立つのを見たことがあるか。
あの感覚のほんの一欠片でも感じられるか。あれって凄いよね。示し合わせた訳でもないのに同時に反応するなんて。一体何を察知したのか解る人間は少ないと思うが。

鈍感は死を招く。人間が動物の部分を捨てると危険に対して盲目になるのだ。

あと、年齢による衰えも把握しないと。自分ができること。できないこと。できるか実際に試さず本番で出来ませんでしたって事が大怪我や死を招く。

逆に言えば、しなきゃ死ぬってときに無茶が通用するか、実際に怪我をしないように無茶をやってのけるには、無茶の予行演習を繰り返し、普通に無茶をこなすことで無茶を普通に置き換えられる。

回避にスピードが出せないなら最小の動きでダメージも最小にする。或いは力押し。或いは障害物で軌道を変えるか。軌道予測で未来予知ができるか。
こと物理現象は経験で予測精度が上がる。そして時には強引に力でねじ伏せる必要も出てくる。

体を鍛えるのは自分の為。感覚を研ぎ澄ませるのも自分の為。被害を最小に留めるのも自分の為。そして、自分が守りたい誰かの為。
単独行動だと守る対象は居ないから自分を守る事に専念できる分だけ強いよ。

寧ろ言いたい。プロに付いていくならプロと同じレベルで行動出来るように鍛錬しよう。山では自分の身は自分で守れる事。誰も当てにしない。皆でスタートして、それぞれバラバラで戻ってこれる事。出来ないなら一人で行動しない。

全て自己責任。

2022年6月13日月曜日

とさや

十三湖中の島ブリッジパーク前にある売店群の一番左側。自販機コーナーの隣に"とさや"はある。オラはここの固定客である。


なぜここなのか。どうして和歌山じゃないのか。それは入り易いし提供が早いから。開店時間は気まぐれだが朝の6時には開いている時があるから。


そして、ラーメンが風変わりで美味い

磯松海岸の錦石はカラフルである

模様も多彩だ
ほか多数。

今回、大量の石ころが打ち上がり、お宝も多数拾いました。鹿の子石も2個ゲットですよー。

2022年6月9日木曜日

ヒバリに無害認定される

7日に十三湖の河口で錦石を拾ってるとピーチクパーチク言われてるので、またハクセキレイがヒバリの真似をしてるのかと思ったら切り株の上に居たのは本物だった。


で、目を合わせて一通り小鳥の鳴き真似で鳥さんは友達ですよーってアピールしたら、以後は無害認定される。

それ以前に、無害ならこれ以上構う必要なしって事なのだろう。巣のそば(推定10m以内)を通っても何も言われない。こんな人と対話する機会なんぞありそうもない場所でも話の解る鳥は居るのだなと。

多分、鳴き真似する種類が多い程、それだけの鳥とやり取りがあると思ったのかも知れないね。

それとも、またオラの周りに鳥の大群でも見えてるのか?。チョット肩が重だるいんだよね。理由が気になる所。

ま、いいか。

2022年6月8日水曜日

錦石

固くて磨けば光る石。
磨かなくても光ってるのもあるけど。
見ての通り、この状態では解りにくいかも知れない。濡らすと磨いたときの色に近くなる。乾いていると探し難いので、加工前と加工後の色合いを覚えているほうが探しやすい。

小石さんが発行した薄い本に津軽の錦石について詳しく書かれている。二冊目は表紙や風景写真にオラの写真が使われている。

錦石の錦は色んな色の糸で織り上げた絹織物という意味がある。
錦には高級なとか、宝物的な意味。功績等の意味も含まれていて、一つとして同じ物はない錦石は、ある意味で宝物。つまり宝石的な価値もある。実際にモース硬度7の錦石は準宝石でもある。このモース硬度7は石英の硬度で、そこら中にある砂の硬度だ。砂埃で傷が付きにくい硬さが宝石の最低ライン。でも、硬度7以下の宝石もあるんだよね。

昔は根付として津軽の特産品であった錦石。歴史も古く、江戸時代には津軽重要な輸出品でもあった。今でも錦石を展示した品評会的なイベントが青森県内ではあり、今で言うところのミネラルショーなのかな。

つまり、息が長い歴史ある趣味なのかも。カテゴリ的には年寄り趣味だが、近年は海外産の輝石や鉱物、鉱石も含め、綺麗なものなら何でもあり、女性も含め若者の関心も高い。

この錦石の採取に、全国から七里ヶ浜に来る人も居るようだ。

類友というか、津軽で石ころを拾ってると現地で会ったり、ネットに公表した写真に興味を持った人から連絡が来る。錦石に興味があったり、地質学的なもの、地盤の強度の研究のサンプル調査などで大学院からの質問もあるんだ。
舎利石や母石に関しては寺からの質問や提供依頼など、石ころ採集については類の幅が広い。

オラは専門家じゃ無いけど、石ころ拾いには実績があり、専門家が欲しい石ころや情報を足で稼いだ知識として持っている。
石ころ斎主のスキルは、他の多くのスキルによって補完され、より高いスキルを形成している。

錦石に関してはオラの趣味のほんの一部だけど、他の趣味を併用すれば相互に良い作用を齎してくれるぞ。

2022年6月7日火曜日

昼は中華ざる


十三湖河口の橋の下で錦石を拾って、とさやへ。

朝はカレーライスで、昼は中華ざる。

中華ざるってのは、津軽では昔からあるポピュラーな食べ物で、つけ麺の元祖じゃね?って食い物。中華麺でつゆは和。ざる蕎麦のラーメン版。

中国は猿 って意味じゃ無いからね。店によっては「中華ざる」じゃなく「ざる中華」とも言う。ざる中でも通じる夏の食い物。

普通は麺の上に刻み海苔だが、とさやはラーメンのトッピングじゃんか。珍しい。

このクソ寒いときに中華ざるか!?って聞かれたが、暑いときに熱いものなら、寒い時は冷たい物ぢゃーーーーー!って注文を強行。

うん、初物。 やっぱ美味し。

で、店の主人に聞いたのだが、十三湖河口の錦石って他所から持って来た物か?って言ったら、撒いてないよ、流されて来たんじゃね?って。

ほっほう!

つうことはだ。海から潮が逆流した時に入り込んだって事か。だから定期的に行ってもどんどん採れるって事か。さすが汽水湖。シジミ貝の一大産地。

つうことは、七里ヶ浜まで来たけど海が大荒れとか砂浜状態でも、橋の下に行けば空振りを回避できるじゃん。

磯松海岸が、工事で石拾いできない時も、十三湖まで行けば大丈夫。
情報は足で稼げ。これ、現場の基本。ネットで調べても解らないなら現地民に聞け。これが長年Google Local guideやってるオラのスタンスだ。
本だけで情報を得て知ったかぶりし、自宅で警備してる何処かのWikipedianとは違う。これが生きている情報だ。


朝カレーライス

磯松海岸からダンプ軍団に追い出され、とさやに逃げ込む。雨なのでテラスは使えず。

2時間ほど海岸を往復したので背中はおパンツまでびっしょり。
お茶をいただき、しじみ汁付きカレーライスを朝飯に。600円。以前より美味い。
石の雑談しつつ時間を潰す。雨は降り止まず。コーヒーを頂く。戦利品の錦石や舎利石を見せて、こういうのが拾えるって説明。

そうしているうちに弘南バス(地元最大のバス会社で、路線バスや私鉄もやってる)が到着。お店の人は客引きに出て狭い店内には関西弁のお客さんが続々と入ってきて、外に退避。

さて、次は何処へ?

2022年6月6日月曜日

しっかり寝たので次は何処へ

夕飯として14時半に風穴ドライブインで野菜炒め定食ライス1/4を食って、眠くなって道の駅で仮眠して起きたら雨。

向かいのローソンで豆パンとバナナ買って小腹を満たす。

道の駅が改装中で仮設便所が遠すぎる。
雨の中の駐車場を彷徨うと立派な仮設便所。スッキリした。

さて、何処へ行こう。

雨の降っていない場所は。。。

東北全域が雨じゃんか。

何か用かい? → それ、美味そうだな


飯食ってると物欲しそうにこっちを見てる。昨晩買ったスーパーののり弁。巨大なイカフライに釣られたが、巨大なのは衣で、本体は細い物差しかよって大きさにショボーン。この体積を増やす企業努力は褒めるべきか、怒るべきか。

身の6倍以上もある体積の衣を毟って放ると、目をコッチから離さず衣に飛びつくハシボソガラス。襲わないってば。

コイツ等の自然界での役割は掃除屋。僅かなカス。米粒ひと粒すら丁寧に拾う様は好きだ。食べ物をとても大事にするからね。

人間と違って。

ゴミとして捨てれば生ゴミとして焼却。でも、食べれば栄養として血肉になる。そして出る二酸化炭素も僅か。

食料危機になっても人間は食品ロスを大量に出し続けるだろう。カラスを見習ってほしい。

身近に手本となる存在が居る。普段は目を逸らしたがる存在かも知れないけどね。
敢えて彼らを知ろうとする人は少ないが、対話できない程に知能が低いわけでも無い。
寧ろ、最も身近に居る動物の中でダントツに頭が良い事は有名な存在だ。

リスが轢かれる理由が解った

ゆとりの駐車帯で仮眠して起きて風景見てたらリスが道路を横断。道の真ん中で止まったところで、右往左往を6回。ダンプに轢かれる!と思ったらダンプが排気ブレーキ、プシュ~!という音に驚いてもと来た方向に戻った。


リスほどの小動物から見た車は大きい。それがダンプならもっとだ。きっと大き過ぎてどっちに逃げればよいか解らないのだろう。

その点、カラスは上から車の軌道を見て知っている。センターラインと路側線の存在を。車はここを通るから安全だと。

深浦町 風合瀬 道の駅 昼顔



夕方のヒルガオ

花にアサガオがあって、ヒルガオがあって、食い物の夕顔。


今のスマホが凄いのか、MOTOROLAのスマホのカメラ性能が凄いのか。下手なデジカメより綺麗に写る。

2022年6月5日日曜日

磯松海岸に数十トンの石が打ち上がる


石だらけすげー! 取り放題。

つぶつぶ 玉髄

五所川原から来たという一行。錦石関連の会長と他2名。新しい石の山の範囲を教える。オラは別に占領するつもりは無いから。
で、つぶつぶの石を見せる。鹿の子石って鑑定。え?魚々子石じゃないんかい。

途中で1人が6/17〜6/19に弘前百石町展示館にて弘前美石会が錦石の展示をするから来ないかと言う。うーん。チョット無理かな。

頼まれてた青い石に自然に開いた穴ってやつ。やっと見付けたが小さいな。これ駄目でしょ?。笛として使えそうも無い。

もうちょっと探してみるか。珪化木とかも打ち上がってるし。

十三湖に向かう途中で見た緑色の鳥

野鳥を検索しても名前が分からず。


車がギリギリを通っても見切っているのか逃げない性格で、ハシボソガラスのように、オーバーリアクションでビシッビシッってシャキーンするやつ。大きさはヒヨドリより大きく、ハトより小さい。色はうぐいす色というか黄色寄りの抹茶グリーンだが全体ではなくパーツ毎に色が分かれている。

一瞬だが脳内には曖昧でも記録したので、後日調べよう。

ヤマセミ居た

今別で石ころ拾ってたらヤマセミに威嚇されたよ。

ブツクサ言ってるので、同じように反復したらガン見。ハクセキレイとヒヨドリとハシブトガラスとイソヒヨドリ。。。とモノマネしてみる。
こっち見てる。離れてもじっと見てるだけ。

意外としつこい性格なのね。