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2011年11月12日土曜日

種の保証と命の保証

人間は集まることで集団を作り文化を創って互いの命を守るシステムを築き上げた。
一方で家畜は人間の食料となることで種の存続を保証されているが命は寿命を全うすることができない。
野生の者は命の保証も種の保証も無い中で、強いものが生き残ってより強い固体の遺伝子が残るようになっている。

いま、生き残っている野生の者は生きる知恵ではなく種としての強さを遺伝子に持っているわけで、ある意味で生物としては正しいのだと思う。

ただ、その野生の者とて急激に知恵を発展させて爆発的に増えた人間という生き物に対抗するには遺伝子を変異させる時間が無いので繁殖力の低いものからどんどん絶滅しているのだが、その人間が絶滅に追い込む行為ですらモノともしない生き物は身近に居る。
まぁ、外に出れば毎日のように彼らを目にする事が出来るのだが、そういった目で見ることの少ない人間という生き物は彼らをただの邪魔者としてしか見ていないのだ。

彼らには繁殖能力も知恵もある。

人間が絶滅したら彼らが次の地球の主になっても別に不思議ではない。
ただ、彼らがいくら頭が良くても、文化を形成し、道具を生み出してコンピュータなどのツールを生み出すには最初の人類が誕生して今に至る歴史の数十倍の年月が必要だろう。
なにせ、彼らには頭脳はあっても手がないのだ・・・

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