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2011年11月15日火曜日

ブラウザ&OSのシェア

久しぶりにこのサイトを見たら順位は予想通りだったが、比率に大きな変化が出てた。



Internet Explorer は相変わらずのトップだが、2位のFirefoxとChromeが肉薄している。
この3強以外は取るに足りないシェアだが、OSのシェアは7がXPを超えていてもXPとあまり大差は無い状態。Vistaは予想どおり。おそらくわざわざVistaを使っている人はVistaが入ってたパソコンを買った人がそのままアップグレードせずに使っている人だと思われる。

意外と健闘しているのがMacOSXだろう。もうじき9%に達しようとしている。
これはAppleがiPhoneなどでAppleの知名度をアップし、その愛好者がMacのユーザーの底上げをしているのではないかと思う。

Firefoxのようなコアなユーザー層を持つパワーユーザーと、それらエバンジェリストによるユーザー拡大活動による今のシェア数はFirefox1.0以前からのWeb標準への準拠という呼びかけの成果だろう。
何だかんだ言っても、現状のブラウザの中でも最も多いアドオンと、対応OS数。ウェブの開発環境をFirefoxに組み込むことが出来るという強みは、Firefoxを推奨ブラウザとして推すサイトの増加と共に一般にも浸透し続け、現在の地位を築いてもまだまだブラウザの可能性の限界を見ることができないほど多くの可能性を秘めている。

第三位のGoogle Chromeにしても、Safariで使用されているWebKitエンジンでありながらSafariを遥か後方に追いやっている要因はやはり世界最大・最強の検索サイトであるGoogleがここ数年で知名度も上がったせいであると思われる。Googleがその名前をネット初心者に広く示したのはGoogleEarthのお陰であろうと思う。アレを使った番組が急増したお陰でGoogleがすごい!というイメージができ、Googleが出したブラウザであれば・・・というユーザーが、つまらないInternet Explorer を捨てて一気に流れ込んだのではないかと思う。

当然ながらFirefoxからの移動もあったであろうが、それでも全体的なシェアとしてはFirefoxは順調にInternet Explorer からシェアを奪い続けている。
ChromeとFirefoxの大きな違いはレンダリングエンジン(FirefoxはGecko。ChromeはWebKit)であるが、現状ではFirefoxもChromeもウェブサイトを閲覧するという一般的な欲求に問題は無い。
Firefoxはカスタマイズ性にとても優れている。Chromeはカスタマイズには適さないが速くてシンプルであること。シンプルさという点ではInternet Explorer が一番であるが(苦笑)、優れたシンプルさではChromeが一番ということが現状のシェアの裏づけではないだろうか。

かくいうオラもFirefoxを使いつつ、Chromeも使うが、メインはFirefoxで通販もFirefoxを使用。単なるネットサーフィンにはChromeを使用することで外敵からコンピューターを保護している。Internet Explorer は8を導入しており、これはWindowsのアップデートにしか使用しないという徹底ぶり。
とてもじゃないが、ネットサーフィンにあんな危険なInternet Explorer を使うことはできない。

ブラウザの4番手にSafariが上がっているが、これは普通に考えてMacOSXの9%近いユーザーの大半がそうなのだろうとうこと。残りはFirefoxだろう。当然ながら決済や銀行、通販のサイトの大半はInternet ExplorerとFirefoxを推奨ブラウザとして挙げているが、それ以外はまず推奨していない。
Internet Explorer はWindowsであればインストールされているからOSのシェアの殆どを占めるユーザーへの配慮。Firefoxが推奨ブラウザなのは、ほぼ全てのOSで使用できること。この2つで地球上のパソコンのほぼ全てをカバーできるからだと推測できる。

Safariに対応させたところで利点はとくに無い。というか、Safariに対応させるくらいならFirefoxに対応させた方が良い。このシェアの割合なら、次に推奨ブラウザに上がるのはChromeとなるはず。
そうなれば例えSafariが推奨ブラウザに挙がらなくてもChromeと同じエンジンであるSafariが恩恵を受けられるという流れだろう。
GoogleがわざわざWebKitをエンジンに選んだのは、シェアの分散にあったのではなかろうか。
Internet Explorer(Tridentエンジン) は黙ってても初心者が使う。
Firefox(Geckoエンジン)はわざわざ応援しなくてもパワーユーザーや一般ユーザーが多い。
ここでGoogleがGeckoエンジンを選択するとGeckoのシェアは上がり過ぎてGeckoをターゲットにした愉快犯による攻撃が激増する。そうなれば効率的に多くのユーザーに被害を与えるクラッカー(ハッカーはマスゴミが誤って広めた用語で、本来はクラッカー(クラックする者)が正しい))がInternet Explorer からGeckoへ攻撃対象を変えてしまう。でもシェアのほぼ三分の一ずつ分け合うこの3強がバランスを取れば、広範な攻撃が起こっても残りの三分の二が被害を受けなくても済む可能性がある。ついでにその攻撃のあったエンジンを有するブラウザからChromeにユーザーが流れてくるという戦略もあるだろうというオラの推論。
この微妙なバランスはかなり重要で、今のシェアは美しいとも言える。

で、こんなの書くとまた熱狂的Operaユーザーから勘違いしているだの書かれ兼ねないが、Operaは終わってるね・・・もう、第三のブラウザと呼ばれた遠い過去が凄く懐かしいよ。この日進月歩なブラウザ開発の中でブラウザ戦争はOperaを置き去りにしてしまったようだ。
とはいっても、Operaはハンドヘルドというか、携帯というかゲーム機のブラウザではシェアがダントツだったりしているが、それもスマートフォンのシェアアップでアンドロイドが躍進し、そっちもヤバイ。マジでヤバイ。というより、パソコンのブラウザの中で一番のWeb標準を誇るOperaだったのだが、とにかく目立たない。というか、一時期、Operaがガチガチ過ぎてで有名サイトを利用できないという失敗があったからユーザー離れが急加速。そのまま忘れ去られた感じ。このサイトでのOperaユーザーは欧州のユーザーであろうと思う。なにせノルウェーで生まれたOperaである。Windowsに最初からInternet Explorer をインストールしないで販売しろと裁判起こしてキチガイ扱いされたOperaである。

オラがInternet Explorer 嫌いでも、それは推らく初心者にとっては悪であることは間違いない。
そんないまさらWindowsにInternet Explorer バンドルするなと言われて、誰も得しないことなど普通は言わないってば。
たぶん、これがOperaの自爆スイッチだったと思う。さらばOpera。オラはオマエの存在自体をたぶんまた暫く忘れるだろう。

まぁ、とりあえず、Internet Explorer のシェアががっつり下がってきたので嬉しいことだ。
ただ、Internet Explorer のシェアがあまりに下がりすぎるとGeckoにもWebKitにも良い事はないので3:3:3:1の比率に達したら維持してほしいな。1ってのはこれから伸びる可能性があるブラウザでもあるのだが、このサイトにも載っていないブラウザは他にもいくつかあったりもする。それらがいきなり伸びる可能性もあるのだが、推らくは金のあるInternet Explorer(Microsoft)と、優秀なハッカーが活躍しているFirefox(Mozilla)と、資金力と技術力がある界最強の検索サイトGoogleに簡単に追いつけるほど今の冷戦状態を再度炎上させることができるほど他の勢力は戦力を持ってないだろうと思う。それこそテロみたいなインパクトのあることをOperaやその他のブラウザ群に望めるかどうかすら怪しい。

それほど今のシェアバランスは3つで全てと言えるほど拮抗しているとも思える。

( ´(Д)`)っ─┛~~~ とかホラを吹いてみるテスト。

まぁ、それっぽい事を書いているが妄想なので本気にしないように。
書いてみたかっただけだし、これはSEOの実験でもあるのだ。
「キーワードとエサ」これが今回の実験でもある。キーワードは有名な単語をとにかくいっぱい混ぜる。
そしてエサはこの日記に文句のあるヤツがこの日記に対して反論する場合にどういうキーワードやURLを埋め込むか・・・当然ながら自分検索でこの日記に関する反論を浚ってみる手もある。

まぁ、Operaが終わってるのは見てのとおりだが。

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