趣味に命を掛けない主義です。山で事故って死亡のニュース。
あー・・・あ、分かった。あそこか。
小坂と十和田を結ぶ最短ルートね。はいはい。
50歳の女性ですか。オラより若いじゃん。
なんだろうね?。仕事?。小遣い稼ぎ?。趣味?。
どれでもいいけどさ、一緒に行った人と別行動ってことは一応は山に慣れてるんでしょうに。
それに本格的な山菜シーズンってことは冬の間に体が鈍ってる可能性もあるんだよ。
去年、石ころ拾いで筋肉ガチガチに鍛えたんだけど、今年の1回目の石ころ拾い半日で筋肉痛に成って動けなくなったからね。いきなり鈍った体で山に入るってのは危ないんだよね。50代にもなると衰えるのも早いんだし、一冬体を酷使してないと相当に筋肉落ちるよ。
こういうのも警察は啓蒙していかないと遭難者は無くならない。
慣れてるとかそんなの関係ないから。体は正直ってことだよ。
いきなりタケノコ採りって結構な重労働だよ。息も絶え絶えで足がもつれて谷底に落ちたって不思議はない。その辺の体力事情は本人しか分からないんだから、事前に起伏のあるコースでウォーキングして鍛えるとかしてから山に行かないとこうなる。
まあ、オラの場合は無理以前にさ、楽して採るってことが最優先なので、奥に行かなくても採れるんだわ。みんな奥に行きたがるけど、そんな奥に行かなくても採れる。あと、タケノコ採りの基本。登る時に下から上を見るとタケノコは見える。採ったら降りてくる。この逆は非効率で疲労も半端ない。それにネマガリダケの藪って基本的に力技で一方通行だから。上から下に降りながらだと進むのは楽だけど見えにくいし、前のめりで転がる危険が大きい。
こういう今の時期のタケノコ採りでの遭難のお約束のテンプレみたいな事故って無くならないよね。自分は大丈夫。慣れてるから。自分はまだ若い。自分が遭難するはずがない。
とかね。
以上、幼稚園に入る前から山に入ってた、山歴50年。あおもりくま流の心得でした。
ま、オラは遭難する予定も事故って死ぬ予定も無いけど、ネマガリダケの笹薮って視界悪いからツキノワグマといきなりコンチニハ!するから危ないとも言っておく。
今の時期だとタケノコの他にワラビ採りだな。ミズとかウドもか。草っぽいやつはもう結構伸びただろうから、残雪が残ってるエリアじゃこれからか。
シドゲ、ボンナ、ショデコ、トリアシ、ヤマブキショウマ、タラの芽、コシアブラ、ハリギリ、ゼンマイなどなど。
山菜採りは楽しく安全に。家に帰って山菜を処理するまでが山菜採りだ。
途中棄権は絶対にだめだよ。警察は遭難したときのタクシーじゃないんだから。そんな気構えなら最初から山に行くな。近所の山の際や川沿いで楽しむべし。