いかりやちょうすけハシブト
去年の5月に上のクチバシが折れたカラスが居た。
しばらく見かけなかったが、秋になる前には戻ってきた。
折れたクチバシは完全には直らないようで、肉食中心のハシブトにとっちゃこの怪我は悲惨だ。
特にカラスは脚とクチバシとで手のように役割を果たすのでモノを摘むという行為には致命傷にも近い。
しかし、持ち前の知能と生活力でこのようにちゃんと頑張って生きているヤツも居る。
彼からもハンデを背負ってても懸命に生きているという姿勢を見せてもらって少し元気を貰っていたようなものだ。
本当はひいきしちゃいけないんだけど、他のカラスよりも結構強引に攻めて来るので必然的にパンのゲット率も高い。
彼はハンデがあるけど、他のカラスよりも勇気を持って人間によって来る。
これも彼がそうしないと食べ物に多くありつけないからだ。
だから彼のその行動も生きるために必要なことなのだ。
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