奇跡体験アンビリーバボー 2008/07/13
換気扇と電球のついた棺桶のような箱に閉じ込められて埋められた状態。
それらがバッテリーで動いていてバッテリーが切れれば換気扇が動かなくなって窒息するという仕掛け。
それを閉じ込められた人質に手紙として棺桶に入れて知らせてある。
さて、こういう切羽詰った状況下でまず最初にすることは?
答えは非常に簡単だ。
電球を緩めて電気を消すのだ。
これで生命維持に必要な空気の確保はできる。
人質は換気扇の電気をこまめに切って生き長らえたとあるが、詰めが甘いな。
発見が遅れればいくら対処しようともバッテリーは切れる。
明かりは要らない。換気扇に電気を回せばいい。
アポロ13くらい見ている人なら分かるし、電気の知識があれば常識中の常識である。
普段から使わない知識と思われがちだが、いざと言う時に使う知識という物は、実は普段あまり意識することなく身の回りにあるものの技術である。
便利に慣れすぎると生き残るための術を学ぶ機会を失う。
痛いから。汗臭いからと格闘技を選ばないことは、身の危険を防ぐ機会を失う。
この世は物理的な力は要らない。頭脳さえあれば何とでもなると思っている人間は、普段から体を鍛えることをしないで災害時に苦悩するだろう。
最終的に自分の生命を守り、大事な人を守るのは生物としての本能であるパワー(力)である。
平和ボケとはこういうことを言うのだろう。
戦争の有無、経験などではない。
全ては心がけである。
ちうことで、武術を習って、サバイバル術と電気と化学の知識があれば窮地を逃れる武器になる。