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2008年12月16日火曜日

まだ間に合う関節の若返り

まぁ、軟骨に問題のある人や高齢者はヒアルロン酸でも、グルコサミンでもコンドロイチンでも好きなものを飲めばいいさ。

でも、筋が固いとなると、これは普段からの心がけ次第なのだ。
日本で考案され海外で評価され、ストレッチという名前で誰もが知っているこの柔軟体操だが、名称を真向法(まっこうほう)という。
オラはこれを知るまで意識してやったことは無い。
しかし、剣道では正座がデフォルト。足首の関節や筋は非常に柔軟である。
同時に、剣道の素振り動作には1~4挙動(きょうどう)というものがあり、竹刀を振るタイミングにより4パターンの動作を行なう。
1挙動・・・後ろに跳ねた時に振りかぶり、振り下ろす時に前に飛ぶ。瞬発力を鍛える。
2挙動・・・前に1歩で振りかぶり止ったら振り下ろす。後ろに1歩下がるときに振り上げ、止まったら振り下ろす。基本的な素振り方法。主に足裁きと素振りそのもので腕を鍛える。
3挙動・・・1で一歩踏み出したときに振り上げ、2で振り下ろし、3で1歩下がって構えに戻る。
4挙動・・・2挙動を思いっきり大股で行なう素振り。全身の筋肉と筋が延びる。

剣道の基本である。足裁きは、構えた時に左手で柄の下を強く握り、雑巾を絞るように右手は柄の上に添える。足は右が前で、かかとが紙1枚ほど常に透き間がある。左足は後ろで、かかとは上がっており、両足ともかかとは床についていない。これは相手の攻撃に対して常に臨戦体勢であること。かかとを上げる1テンポ分だけ常に相手に切りかかる速度が早いのだ。

つうことで、アキレス腱は非常に強く、正座で足首の筋は柔軟であり、素振りで足全体のストレッチができている。勿論、素振りによって肩関節は常にフルに動いているため続けている限り肩関節は40肩だの50肩にはなりにくい。

オラの場合は普段は正座。柔軟は日課。普段から立った状態で前屈して手の平が床にべったり着く。
後ろに手を組んで腕を水平に持っていけるように常に肩の関節をグリグリしてる。また、任意のカモにパンを投げつけることで肩は非常に回るし上がる。
正座したままで後ろに倒れこむ事ができる。肩甲骨の間で後ろ手に指を組む事ができる(両方OK)。

いま、硬い筋は腕を真っ直ぐ頭の上に伸ばして真横に倒す際に少し筋が固いってこと。これは日々、改善中。

年を取ると怪我をしやすいのは、転んだ時に全身の筋肉や筋が硬いので咄嗟に倒れまいと踏ん張ったりできず、筋が固いので受身を取れないから。
高齢者がスタスタ歩けるのは筋が柔軟だから。ウンコ漏らしたようにズリズリ歩いているのは足首の筋が固まって曲げられないから。これも普段から真向法をやっていれば年を取った時に笑って過ごせる。

ってことで・・・真向法

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