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2009年3月3日火曜日

鳥種差別

ウグイスは風流で、メジロは可愛い。
オオヨシキリは湖沼のイメージに欠かせない。
マガモやカルガモは子連れ以外は見向きもされない。
ハクチョウは優雅でカモはウザイ。
トンビやタカは格好良くて。カラスは嫌われ者。
シマエナガはラブリーでスズメは米を食う害鳥。
キジバトは良くてドバトはフン公害。
ユリカモメはちっこくて可愛いけどオオセグロカモメはウンコ爆撃機。

・・・なーんて言われているけどさ、( ´(Д)`)y━~~~ なんで差別すっかな。
鳥によっての性格ってあると思うけど、最近は自分ら人間以外の生物を見るとさ観察したくなっちまうね。

猫に睨まれたら負けずに睨み返すとかさ。1分くらいがヤツらの限界さ。向こうから目を離す。
目を離したら負けだ。猫はプライドに生きる生物だ。だから猫に睨まれたら相手が目を反らすまで睨み返す。なんか、敵対心が無く、ただ寄ってくる猫も居る。瞳孔が表情のひとつらしいので観察していると警戒しているのか好意的なのか分る。猫は嫌いじゃないが、衣替えの時期は毛だらけにされるので困る。

ウォーキング中に犬に吠えられる。吠えられたら吠え返す。オラは鳴き真似できっから。
犬に負けてらんない。所詮、犬は犬だ。武術を齧った人間には勝てない。
逆に吠えない犬を見ていると、彼らの表情は非常に豊かだ。
まるで人間観察をしているかのようだ。オラは無闇に吠えない犬が好きだ。

カラスに威嚇される。逆に威嚇し返す。繰り返すと向こうは止める。カラスは無駄だと分って威嚇に意味が無いと学習する。これ互いに幸せ。黙ってるとひとりで遊びだす。眺めていると非常に興味深い。
カラスは囀らない。常に意味のある言葉を発しているのだ。その意味を当てはめながら脳内翻訳すると彼らの言っていることが分る。非常に文化的な鳥類だ。

スズメがチョンチョン歩いている。引っ切り無しに地面を突付いては何か食ってる。小さな蛾が飛んでると高機動ミサイルのように追尾して捕獲する。羽音はブブブブブとかバババババって低め。器用に蛾の羽を外して食う。奴らは止まっているものよりも小さくて高速に動く物体に反応する。パンを千切ってバウンドさせながら投げると一斉に食らいつく。なんか面白い。慣れると向こうから寄ってくる。こちらから間合いを詰めなきゃ向こうは安心する。更に慣れると肩の近くにだって止まるし、足元に来て見上げてくる。すげー可愛い。彼らも人間の顔を覚えることができる。

ハトは個体差はあるものの、どれも人間への信頼感が高い。家禽であったときの習性だろうけど、とっても図々しいので叱らないと図に乗って腕や頭や膝に乗ってくる。しかもなんか臭い。インコ臭は好きだが、ハト臭はちょっと引く・・・。まぁ、暇潰しの相手としては悪くは無いが、あまり勝手させないように距離は取りたい。ドバトは馬鹿っぽいけど、キジバトは結構警戒心が強い。ただ、基本的にハトなので慣れるのも早い。

カモメも慣れるとすぐ手元まで来る。追い立てなければ怖がることは無い。初対面で向こうから近寄ってくることはない。一応、人間の顔を記憶することができるようだ。ハシブトガラスの性格に近い感じはするが、体がでかいのでカラスを蹴散らしてエサをゲットする。カラスを怒らせることが多いので逆に集団暴行を受けていることもある。あまり見たくない光景なので目の前でやられるとオラはカラスに止めるように言うけど。

オオヨシキリは可愛い鳥ではないが、非常に騒々しく鳴く。でもなんか静かな真夏の昼下がりのイメージが強い。オラの実家の近くに沼が3つあったので子供の頃の記憶が呼び起こされるということもある。
「ケケキョケケキョケッ!」とか鳴く。ハトよりかなりスマートで大きさは大体同じくらいかな。尾羽が長いのでそう見えるけど、ヨシの中を移動するので華奢だ。目を合わせずに気づかないふりして少しづつ間合いを詰めるが基本的に近寄れない鳥さんだ。

優雅なオオハクチョウは水面下では足を一生懸命漕いでいる・・・というが、そんなこたぁー無い。とりぱんにも描かれているが凶暴で、普段は寝ているかだらーっとしている鳥だ。非常に噛む力が強い上に捻り千切る習性があるので抓られるとめちゃんこ痛い。一昨年散々噛まれたのでもう相手にしない。
また、猫みたいにフーフー!と威嚇する。威嚇しながらもエサが欲しいと近寄ってはくるが怖いというジレンマを抱えた性格。ただ、舐められるとお構い無しに襲ってくる。小さい子はひとたまりも無い。

カモはカラスやスズメ同様に性格の個体差が大きい。親密になろうと積極的な個体から、エサをひっきりなしに要求する固体。届きそうで届かない距離でコッチを伺っている固体など。
カルガモの性格的個体差は均一に近いものの、マガモは気性が激しいのから臆病なものまで様々。オナガガモはどちらかというと個体数が物凄く多いので集団で取り囲まれ、人の長靴の上にまで平気で上がってくる。人のズボンの裾を引っ張ってエサを要求するのはオナガガモだ。

ワシタカ類は人間に対して結構警戒心が強い。ただ、7mくらいまでは近づいたことがある。トビは巨大な割に結構神経質で見つめられるとすぐ逃げる。郊外の電線や大きな木に止まってる事が多い。意外と神経質。ハヤブサは農道等の道路沿いに止まっていることが多くよく目にすることはあっても、撮ろうと車から降りると警戒して逃げる。走ってる車については危険がないと分ってるようだ。カラスと一緒に止まっている事もあるが、悪戯好きなカラスにトビはよく虐められている。特に営巣中のカラスはトビに対して攻撃的だ。

ツグミはチョンチョンチョンと跳んでは止まりを繰り返す歩く鳥さんだ。危険がないと一ヶ所でじぃー・・・っとしている。なんか仕草がとても可愛い。シベリアから渡ってくると言われているが、本当にそんな距離を飛んでくる鳥には見えない。感じとしては「でかいスズメ」という感じ。クチバシは細く尖っているが、基本的には地面の鳥だ。

エナガはまだ生で見たことが無い。スズメよりも小さく、シマエナガは最強に可愛い。公園を闊歩してもいないところを見ると太平洋側じゃないと居ないのかな? こっちは豪雪地帯だもんな・・・

色んな地域で自分の住める気候の地域を渡り歩く渡り鳥。一年中そこで暮らす溜鳥。夏の鳥や冬の鳥のように季節によって生活する地域を渡る鳥。巣立って一人前になり、他の地域に移動する習性の鳥。
何かの間違いで迷い込んだ迷鳥。
大きさや色や鳴き声も様々で哺乳類とは根本的に違う鳥さん。
習性や色だけで嫌われたり、綺麗だからと人気者でも鳥インフルエンザで一気に嫌われ者になったりするハクチョウ。

まぁ、( ´(Д)`)y━~~~ なんて人間って勝手なんでしょうね。
鳥さんって観察することでイメージが変わると思う。

6 件のコメント:

  1. 今日はメジロとキクイタダキを間近で見てきました。
    八戸のヨネクラホテルの庭でした。
    頭の黄色が決め手になります。
    エナガは秋冬に小さい集団でやってきます。長い尾羽がかわいくて葉の無い木にみんなで止まっているのが素敵な風景。
    ガラス越しに撮った写真はみんなボケボケになってしまいました。

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  2. いいなぁ、メジロってオラは生で見たこと無いんですよね。この辺じゃ見ないですし、木の実の成る木が少ないんだけどそれもあるのかも。
    エナガ居るんですか。やっぱり太平洋側にしか居ないのかな・・・

    公園の桜のツボミの皮がやたらと落ちています。犯人は誰だろう・・・

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  3. それはツグちゃんでしょう。
    そういえば青森県ではメジロってあんまり見かけませんよね。
    今日見たのは街中だったし、住宅地の公園とかにいたりするかも。
    散歩コースの街中の公園ではアカゲラの巣がありました。今年も来るかも。

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  4. つぐみんは公園の東側が行動範囲ですね。
    公園中央に居るのはせいぜいスズメかヒヨかカラス・・・
    ヒヨはよくツボミを食いますしね。

    アカゲラは青森市じゃ見たこと無いですね。小泊のヒバ林で見たかも。あと、弘前の実家の前とか。
    最近じゃ宅地開発で林も森も遠ざかりましたからね・・・
    まだ回りがリンゴ畑なら野鳥もワシタカ類まで見れるんでしょうけど。

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  5. 気になるのはたまに見るカラス大の猛禽類。大きさからするとハヤブサ。
    止まっている姿は見たことが無いので確定できないでいます。
    以前はオナガもやってきましたがここ数年は見ていません。秋の移動中らしい。生オナガはホントに綺麗です。
    http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f5/09ba4f74f199dd9860c957372fe19099.jpg
    ボケ写真とどくかな。

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  6. ハシボソくらいのならオオタカかも。
    生息域が北海道から本州の低山となっているし。

    写真はメジロですね。ウグイスよりウグイス餅色で綺麗ですね。

    オナガはこっちに居ませんね。同じカラス属の中でももっとも綺麗かも。カラスだけに集団行動らしいので居たらたぶんいっぱい居るかも?

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