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2009年3月2日月曜日

熟年層の冬山登山

asahi.com(朝日新聞社):北ア・唐松岳 愛知と大阪の女性2人が滑落 - 社会

登山愛好者の団体とか協会があるんならマニュアルとか作った方がいいんじゃないのか?
好き好んで冬山に少数で登山して、事故が起きたからと110番する。
警察はタクシーや救急車じゃないんだし。

危険性を認識していないから滑落する。
体重を預ける一歩一歩に慎重さが欠けるから事故を起こす。
危険な場所を危険だと認識して進むのならそれなりの慎重さが出るものだ。
ただ漠然と歩いていると、なんて事の無い歩道でも転んで骨折する。

雪国の人とそうでない人の違いは、歩行や自動車の運転で歴然と差が出る。
雪国の人は滑る事を前提として走ったり歩いたりしている。
だから滑った時に何をしたら良いかすぐに反応する。
同じ靴を履いていても滑る人は滑るし、体重の掛け方や重心移動で滑らないようにも歩ける。
自分の足元が安全なことを前提にして歩いているのと、自分が怪我をするかもしれないと思って歩くのとではその差は大きいだろう。
福島の辺りで高速道路の事故が多いのは雪の有無の境目だからだ。東京方面から来る人が油断するとか、南下する人が早めにチェーンを外してしまったとかそんな理由だとは思うが、スタッドレスであればチェーンなんて関係ないから滑りにくい。でも、雪に慣れた人の場合は夏タイヤでもそこそこいけます。
だって滑るかもしれないという運転テクが常駐しているんだから。

それが経験であり、脳内に蓄積された神経回路の違いである。
人間の何気ない動作をロボットにさせるのには物凄く複雑で高度な制御が必要となるが、それはロボットのセンサーや経験や条件によるプログラムの蓄積に過ぎない。
人間はロボットよりも正確性に欠けるかもしれない。でも、ロボットは自分で判断することは苦手だ。
状況に応じて必要な動作を常に想定して適切にそれを行なえる人間が事故(エラー)を吐き出すのは油断や経験不足、疲労による思考回路の停滞によるものだろう。

それでも事故を起こさずに済む人は本当の意味でプロだと思う。
人間のすることに絶対は無いけど、絶対に事故を起こさないぞという意思が事故率の低下に現れると思う。
自然の前には人間は無力だって思う人は、わざわざ危険のある場所に無知で無防備なまま行ったりはしない。奢りが事故を招くのは今も昔も変わらないのも人間という生物なんだろうけどさ。
野生動物はそれに敏感だけど、危険に慣れていない。危険を意識していない人間は自然の前に余りにも無力だ。

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