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2024年7月17日水曜日

まず、車から子供を下ろした後は周囲に子供が居ないか降りて確認。

 子供がまだ車の周りに居れば、家に押し込んでから出発(発進)すること。

2歳の女の子が母親の運転する車にひかれ死亡 自宅駐車場から車を発進 気づかず<福島・大玉村>

これも出尽くしたようなアルアルの事故だよね。しかもどっちも身内が絡んでる。ほんとよくある事故のひとつ。

預けられた家族の監督責任。ろくに周囲を確認せずに発進する母親。幼児の行動なんぞ予測できるはずもなく、きちんと親が子供を確保していないとこうなる。過去のニュースでも後輪で自分の子を轢き殺しているケースはたくさんある。

何で、類似事故が無くならないのか。

答えは簡単。「うちに限って起こり得ない事故だから」という他人事全開の精神。

2度あることは3度あるどころの回数ではない。自家用車で轢かれる。幼稚園の送迎バスに轢かれる。ジジババの車に轢かれる。数え切れないほど起きてる。単純な子どもの行動予測をできない身内に依る事故。

先日の事故も悲惨だよね。親が車を発進させたらドアを開けた子供が落ちて後輪で轢いたやつ。チャイルドシートの件もあるけどね。安全意識が欠落しているのも原因。子供が嫌がるからしない、させない。結果としての死亡事故。うちは大丈夫。うちの子に限って。

いや、親がそうだと子供もそうだと思うが。うちは父親がシートベルトを必ずする派で育ってるからね。オラもシートベルトしないと気持ち悪いのよ。それに交通ルールは両親に習ってて自転車に乗る頃には交通安全第一だったのだ。だから交通ルールを守らない親の子は早死するんだよね。

「ちょっとした不注意が事故につながる」「身内を自宅の敷地内や家の前の道路で轢く」

オラはプロドライバーを管理・指導する運行管理者という側にあるけど、実際の事故発生時の事故状況図を管理部門で何百枚も作ってた訳で、事故は繰り返すものという認識は普通にある。その繰り返しを止めるにはどうするかも考えるわけ。

でも、人間だもの。ヒューマンエラーはある。それに注意力はひとそれぞれ。下手な人は下手。上手い人は上手い。判断が速い人も遅い人も居る。個性だからいくら指導しても治らないケースもある。それも当たり前だと思う。でも、本人の意識次第。絶対に事故を起こさない。最悪でも人身事故ね。オラも先日29年ぶりに任意保険を使うような事故を起こしたけど意地でも自爆で済ませた。被害が自分一人であれば結果としてはオーライだ。

一般家庭に於ける安全管理者は基本的に父親だよね。法的に義務付けられて居ないからやらなくても良いけどさ、やってて損をすることはないんだよ。

こういう凡ミスの事故で家族全体がこれからずーっとお通夜のようになるくらいなら、どこぞの団体が出張講習とか、家の敷地や近所の危険ポイントを網羅したマップをつくるとか、安全運転講習をやればいい。

余談だけど、この危険マップとか安全マップってのは素人だけでは見落としが多い。誰視点であるか。一人称視点と客観視点が必要。そして子供や老人。マナーが悪い歩行者や自転車の行動予測。過去のヒヤリハットをデータに活かすことも必要なので、そういった聞き取りも必要だし、周囲の構造物に依る死角も関わってくる。なにぜ自動車視点ではなく違反を行う側は自分が車から見えているという壮大な勘違いをしているケースが多く、自分が交通ルールを守らなくても車が避けてくれるという楽天的な考え方をするからだ。

当然、小さい子はそこまで考えが至らない。まさか自分が親の車に轢き殺されるとは思ってもみないし、そもそもその考えにすら至らない。日常の中に潜む危険をみつけるのは親であり、運転者自身でしかない。

学校でやる交通安全教室に親が参加するのもアリだよね。無論、仕事で行けない親もあるだろうから、平日と土日祝など直近で2回やるとか。学区内であれば誰でも参加できるとか。

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