あおもりくまブログアクセスカウンター

2010年2月15日月曜日

ペットの流行とかなんか嫌だよね

可愛いから・・・とか、周りが・・・とか。イキモノを飼うのに動機が不純だ。
命を預かる事ってのはそのイキモノが死んだ時と死んだ後で凄く重くのしかかる。
まぁ、感じれば・・・だけど?
オラは可愛がってたインコが死んだ時なんか大泣きした事があるからなぁ。

ちゃんと見ている。
ちゃんと誰が誰だか分かってる。
ちゃんと意思表示をしてくる。
当たり前にお腹が空くし、当たり前に排泄する。
当たり前のように歳をとって、当たり前のように寿命や病気で死ぬ。
生きているからごく当たり前の事。人間も他のイキモノも同じ。

直射日光の当る窓際にケージを置きっぱなしにしてカラカラに乾いてしまったペットも見たことがある。
いったい何をどうしたらこんな事になるんだろう。
まぁ、人間でもたまにあるよね。赤ちゃんや幼児を車に置きっ放しにしてパチンコ・・・とか。

捨てられる犬や猫の数を考えたら、オモチャでも買うつもりで飼うんだろうな。
で、エサやりとか糞尿の片付けとかが面倒だからエサもやらないし、ウンコもそのまんまで、病気になったり衰弱死とか多いんだろうな。
自分がそんなことされたらどう思うんだろうか。
お腹が空いた・・・具合が悪い・・・誰も自分を見てくれない・・・自分はこのまま死ぬんだろうか・・・
想像しただけでゾっとする。

イキモノをホッタラカシで殺しちゃう飼い主の感覚ってどういう感覚なんだろうか?
相手もイキモノという感覚が無いのだろうか? 生きているって分からないのだろうか。
(* ̄(エ) ̄) うーん、分からないという感覚が分からないのだ。

色んな事を教えてくれるんだけどな。
少し前までペットは人間と一緒に居ることによって人間の感情を理解して、人間の意志を読んで人間に理解されようとすると思ってた。

でも、少しだけ違った。
ペットだから・・・という事はあまり関係なかった。
いや、ペットの方が確かに人間に接する時間が長いからその傾向は強く出る。
でも、ペットに限らなかった。

イキモノはみんな他のイキモノに何らかの関心がある。
生活圏が重なる動物は、みんな他のイキモノを何らかの定義を行なって生きている。
接点はいつもその辺に転がってるけど、互いに接点を持つのはちょっと難しい。
でも、チョットした関心が接点を作る。ほんとに大したことも無い関心から簡単に始まってしまう。
そして互いを理解しようとし、互いを認識すればあっという間に顔見知りになる。
その付き合いが長ければ距離はどんどん縮まる。
思ったよりも簡単に、一般的に有り得ない距離にまで縮まる。
縮まるともっとよく見える。
更に今まで分からなかったことまで見えてくる。
すると、あることに気付く。
普通に意思の疎通ができるんじゃんか・・・

へぇ・・・と思ったな。
ここまで意思の疎通ができるんだと感心してしまう。
いや、気付かなかっただけ。
意思の疎通ができることを知らなかっただけ。
そうなると身近に居るイキモノが気になって仕方が無くなる。
どうしたら接点を得られるか考えると、あることに気付く。
自分が逆の立場だったら、どうしたら怖くないだろうか・・・
そしたら、これも意外と単純だった。
どいつもこいつも程度によるが、同じだった。

同じだった事に驚いた。
カラスもスズメもカモもカモメもネコもイヌもテンもアナグマもウサギもアオダイショウもマムシもヤマカガシも。
もしかしたらクマもそうなのかも知れない。
幼少の頃、カモシカも襲ってこなかったしな。

そう考えると、みんなちゃんとコッチを見ているわけで、コッチから接点を持とうとするとアッチも持とうとする。
普通はニンゲンという危険なイキモノなんかに関わろうなんて思う奇特なイキモノは少ないけど、こっちが対等に関わろうとすると、向こうは何かを感じるらしい。
いつもこのやり方で相手をカンサツしているが、フラれることは殆ど無い。
まぁ、ニンゲンも色々と居るから彼らにも色々なのが居る。
そっけないのから、見た目で判断するやつ。
興味深々で近寄ってくるやつから、何かせしめようと近寄ってくるやつ。
目が合ったからと固まるやつ。ガン無視するやつ。

でも、凶暴首長鳥にも非情に恐縮なやつも居るし、オナガガモやハトにもビビリなやつが居る。
今のところニホンザルの経験値は少ないし、クマの経験値はゼロだが、可能性はあると思ってる。
だってみんな生きてるんだから。みんな意思があるし、感情がある。腹も減れば興味もある。
ペットは売られているものだが、人工的に繁殖したものってだけで遺伝子による記憶はそれぞれのイキモノのものだ。
だけど、生きているんだから学習する。
学習するから相手を知ろうとする。
相手を知るからコミュニケ^-ションしようとする。
コミュニケーションを重ねるから相手の事がわかるし、相手に分かってもらおうとする。
考えてみれば至極当たり前の事なんだよな。

ニンゲンってイキモノは、その当たり前の事に物凄く鈍いイキモノなんだけど・・・

誰か居ないかなぁ。
この感覚が分かるってホモサピエンスは・・・
感じたことに感じたままのコミュニケーションを返す。
感じた感覚を的確に感じて的確に応える。
イキモノと話すのに最も必要なモノは言葉だけじゃない。
キモチなんだよな。

3 件のコメント:

  1. akailingo あかぃりんご2010年2月15日 21:34

     そう言えば、密林で衰弱した美男子が気を失って、(アリの推測:おそらく、彼は、ジャングルで迷って、雨に濡れて、空腹と低体温症の中で、遭難死を覚悟した状態だったのでしょう)、気が付いた時には、女性成人の豹が体を付けていて、それが暖かく、心地よかった、それで生還できた、と彼自身が信じている、という記述を読んだことを思い出しました。
     アリは、それが、当時からそれが事実の描写であると思っていました。そのことを思い出しました。

    返信削除
  2. 昔話で、クマに助けられたマタギの話ってなかったっけ?
    吹雪で遭難したマタギの爺さんが避難した穴がクマが冬眠する穴で。
    じいさんはクマに寄り添って寒さを凌いだとか。
    まぁ、冬眠そのものが仮死状態だから暖かいとは限らないんだけどね。
    彼らは自前の暖かい毛皮を着ていますから外にはそんなに熱が逃げないはずです。

    返信削除
  3. まぁ、勿論、ヒョウのお腹の毛は薄くて柔らかいので温かいでしょう。
    でっかい(ΦωΦ)と思えば良いモフモフだったでしょう。

    返信削除