米軍三沢のラジオ放送65年 (65th Anniversary AFN Misawa Frequency AM 1575KHz 1Kw)
米軍三沢のラジオ放送65年だそうだ。1980年代、オラが高校の時に洋楽がめちゃ流行りましたな。それもこれもこの米軍放送のAFNが立役者なのだそうだ。
今も青森県上北郡辺りを走行していると普通に受信できるのでカーラジオのプリセットには入っている。
今思うと、何もしていない時に掛ける音楽とかラジオは聞き流せる環境雑音として有用だ。英語を話せる人には言語として認識できるが、英語をきちんと聞き取れない人には「なにか喋っている」程度の反応。作業中に気が散ってはいけない時は聞き流しできるラジオが最適。
まあ、慣れてくると作業+聞き取りも並行処理できんだけど。
さて、昔は寝る時にFMのジェットストリームを。起きる時はFM青森を。時間差でAMのRABを聞いていたが、そうか、AFNという手もあったな。
AFN 1575kHzをカバーするループアンテナの設計
さて、久々の計算。1575KHzをカバーするように作るとすれば・・・。
270pFのバリコンを使用/導線は電話線コード直径0.6mm/巻枠70cm角/線間(ピッチ:皮膜x2=3mm密巻き)だと・・・5回巻き(15m)で1300kHz~をカバー。
これを50cm角にすると・・・6回巻き(13m)で1354kHz~をカバー。
直径1m角だと・・・4回巻き(17m)で1290kHz~をカバーってことで。
ループアンテナは直径の断面積が広いほど受信性能が高く、線間(ピッチ)が広いほど浮遊コンデンサ容量が小さくなって性能が良くなる。(同調のキレが良くなる/計算のズレが小さくなる)
単純に、50/70/100cm角のループを作る時は、電話線を使う時に皮膜を考慮して密巻きした場合、6/5/4回巻けば良いってことだ。使うバリコンはちゃんとしたポケットラジオから取り出した場合だ。胸ポケットに入るような小型のラジオじゃポリバリコンは容量が小さいし、デジタルチューニングじゃバリコンすら使ってないから、必ずアナログチューニングのポケットラジオ(単3を2本使用のタイプ)から部品取りするように。
AM放送はNHKと北海道のみ。他はFMに移行。
まあ、AMの周波数のほぼ上限をカバーするだけの目的限定のループアンテナの計算だけど、AM放送がFM補完放送で民放局はどんどんAMをやめるってんだからクソムカツク!。AMマニアはオラ的には納得できとらんのだよ。
遠距離受信が容易に可能なAMの素晴らしさを巨大災害時に思い知ると良いのだ。
FMなんて近所しか受信できないし、軽トラくらいの放送設備で機能する反面、推そらくは近所の放送局が壊滅したり電源を喪失した場合、津波が来るまでに復旧できないのだぞ。
まあ、その為のNHKの大出力局があるのだろうけど、深浦あたりじゃ、そのAMも受信感度がポケットラジオ程度じゃすんごく悪いんだよ。だから青森で被害があった時は北海道か秋田県の大出力局をあてにせにゃーならん。
そして、AFNがAM放送である限り、青森はAFN三沢を受信可能状態にしておけば英語で最新~懐かしの洋楽も聴けるし、ネイティブの英語が分かる人はAFNを聞いたほうが面白いだろう?。
AMの利点は、野外で聴く限り遠くの放送局を受信しやすい。ループアンテナを使えば、距離が遠くたって結構良い感じに受信できる。
地元AM放送局を無くす方向に話が出た時、AMの利点は各著名人が訴えていたのだがね。FMは音が良い。放送設備を超小型化できる。ミニFM局の開設が容易。でも、デメリットも多いんだよね。電波が障害物に弱いので、見通しの良い高い場所にアンテナを設置する必要がある。直線ならそこそこ飛ぶけど、鉄筋コンクリの建物内じゃ奥の方は受信不能。
今いちど考える大規模災害時の情報ツールの在り方
・・・と第してひとつ書いてみる。
まず、スマホ。ラジコがどうとか、インターネットがどうとか。 はい、真っ先に使えなくなるでしょう。連続使用時間に問題がある。バッテリー切れたらただの板です。その前に携帯基地局の心配をしましょう。全ての携帯基地局が無事なら良いんですけどね、電柱が折れるような地震では、真っ先に使えないですね。通話なんて何日も繋がりませんでした。
東日本大震災のとき、ラジオ放送が途切れること無く流れたのは短波のみです。短波は地球の裏側にまで届くんですから。ラジオ日経さんのみ発生直後も受信できました。
TVですか?停電したら家じゃ見れないでしょ。意味がありませんよ。あんなもの。TV局で映像付きのニュースを流しても、車にTVを積んでる人や、携帯型のワンセグTVしか見れません。みんなスマホに移行しているでしょうから、今のスマホはNHK対策としてワンセグチューナーは入っていません。NHKの受信料のおかげでTV離れはどんどん増えています。
次に復旧したのはAM局です。とはいっても数分で復活とはいきませんね。少し離れた局の電波を捉えました。当時、事務所の机にぶち込んでたのはオールバンドラジオってやつです。オラは東日本大震災の遥か前からラジオマニアでしたんでラジオは必携なんですよ。
最後にFM局です。FM放送局が入っているビルに自家発電があれば別ですよ。いっそのこと重要施設である官公庁や警察、消防、病院などの施設に間借りすればどうですか?。
で、最後に多様化への配慮で、今回の趣旨です。
中国語や韓国語放送は無視でいいです。英語放送さえ流せば問題ないですね。ということで、外国人向けにAFNを流しましょう。つまり、AFNが受信できるようにループアンテナを作れってことですよ。ちなみに夜中になるとループアンテナも不要で中国、韓国、ロシア語の放送は聞けます。あとは左翼放送局のNHKが何とかしてくれるんじゃないですかね。
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