わざわざ同意書を作るまでもなく「冬山登山は死と隣り合わせ」ですよ。
タイタニック号の沈没船遊覧ツアーだっけ?。同意書に「死んでも構わない」ってサインさせたからあんなに記者会見が強気だったんだね。謝罪する気ゼロで、彼らは勇敢だったみたいに称えて終わり。なるほど、死んでもOKって同意したんだから問題ないのかもね。潜水艇の脆弱性も、メンテも修理も改装も放置プレイしてた件はどうでもいい訳ですか。
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高校生が冬山登山するなとは言わない。同じ高校生でも中には単独登頂できるくらいのスペックの人も居るでしょうから。でも、本人も親も何も思わなかったのだろうか。冬山登山なんかしなければ死ななかった訳でしょ。引率の人は誰一人死なさず帰すって責任も誇りもなかったのだろうし、計算も予測も甘かった訳で、高校生もベテランが居るから大丈夫だって安心してたんだろうと思う。
もう、これじゃどっちもどっちで、安全とか命の保証を他人に依存してたってことでしょう。先生も死んだみたいだけど大人だからそれは大人としての責任の上での行動でしょう。
だがしかし、子供はそうは行かない。人生経験というものが圧倒的に足りない。判断基準と成る経験値が不足しすぎていて、前提として正しい判断は出来ないと思わなきゃ。
これに参加した人もそれぞれ違うバラバラな性能・経験・慎重さの人間の寄せ集め。オラが団体行動ができないのは、オラが団体行動の中心に成りたくない事と、オラが他人の生命の安全を保証したくないだけ。
石ころ拾いにしても、某マニュアルにはベテランからのアドバイスの項目に「死ぬかも知れないぞ!注意しろよ!」って注意点は念押ししてたでしょ。
ビーチコーミングだって死亡リスクあるんだよ。オラとか、石ころさんとか、さてつさんとか、他にも石ころ拾いのベテランは沢山いるけど、それぞれリスク承知で拾ってるの知ってるから、相互に注意もしなければ心配もしていない。バラバラに行動してても普段はソロで拾ってるから心配のしようがない。
でも、パーティーってそうじゃないでしょ。熟練度や特性、スキルもバラバラな人の寄せ集め集団だ。互いに補い合って同じ目標に云々ってことでしょ。しかもみんなロープで繋ぎ合って、ひとり落ちたら皆も一緒に落ちましょうって奴でしょ。いや、無理だね。他人の命を預かるとか、他人に命を預けるとか御免被る。
余程の信頼関係が無いと無理だよ。だからこその信頼でもあるんだけど、高校生たちはどのくらい信用してたのかな。その辺を微塵も心配してなかったのかな?。意識調査とかしてたのかな?。引率の人って神レベルのベテランでした?。
オラ単独でもそこそこ事故はあるよ。プチ熱中症なんてよくあるし、転んで裂創や打撲なんてことも。宙ぶらりんは少ないけどね。だからどこまで大丈夫で、どこからがヤヴァいとかね。オラひとりなら助かる事案でも、他の人を助けようとして死ぬことも0ではないだろう。ただ、助ける義務が無ければ、オラは絶対に無謀な行動をしない。助けるメリットがリスクを上回れば動く。判断はすごく早い。いつも色々と想定しているので。
でも、オラに関係ない人をリスクを負ってまで助ける義務はないけど、オラのスペックは野外では高いのでオラ自身のリスク評価は常人のソレよりもかなり低いと思う。だからオラが余裕だと思えば余裕で助けるし、オラでも無理だと判断したらそもそも助けに入らない。
単純に男だから自分好みの女子が困ってたら助けるだろうけど、野郎なら助けない。男なら自力でなんとかせい!って思ってるから。
こっちが素手なのに拳銃持った相手には素手で立ち向かわない。弾丸かわせるほどオラは俊敏じゃないんで。
それと同じ。大荒れの海で波に攫われるようなことをしている人を助けるメリットは0パーセントで、自殺行為を止めたりわざわざ助けたりしない。
冬山登山も同じ。自分には無関係なこと。どうぞご自由に。
春の八甲田の固く締まった雪の上を散歩するのは好きだけど、あれはオラにしてみればリスクは0パーセントなので、軽装で所持品も飲み物があれば良いって感じだね。
この時だって、リュックには予備バッテリーと水しか持ってなかったけどね。結構歩いたよ。彼方此方に青点あるでしょ。
この無謀か安全かなんてものも人間それぞれのスペックによって異なる。人間だから判断を誤ることはあるさ。でも、その責任を考えて選択すべきってこと。
100%は無いのは承知。でも、10%の力を出せば余裕でクリアできるのと、80%の力を出し切ればようやくクリアできるのとでは大違い。
オラが10%で済む労力は他の人にとっては80%の労力かもしれないって事だし。