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2024年3月18日月曜日

いつもオラが言ってることと同じ。地震発生時に自治体が出来ることはないと。

 「6分」で津波到達… 『日本海側海溝型地震』1人1人に求められる日頃の備え 「来るべき災害への備え」どうする? #2 (全3回)

大前提1

 発生時に自治体が出来ることは住民に避難を指示することだけ。自治体が自然災害に即応する能力など無い。(地震や津波を止める力はないし、全員を救える力も無い)

 地震で倒壊した建物に生き埋め。津波や火災により状況が悪化しても個別に助けは来ない。生き埋めになったまま津波に飲まれるか、火災で生きたまま丸焼きになるか。圧死するか。生きたまま餓死するか。地震発生と同時に家を飛び出すことが最優先かと。可能であれば震度5で電力会社が自動的に送電を遮断してくれれば切れた電線で感電死したり電気系統に依る火災は防げる。できればブレーカーも震度5で自動的に落ちて欲しいものだね。再送電時にショート状態にある電化製品が火災を起こしかねない。

大前提2

 救出が始まるのは全てが落ち着いてから。つまり道路が復旧してからすべてが始まる。人口密集地帯ほどインフラ復旧は時間がかかる。だから大都市圏は手のつけようがない。これが田舎だと瓦礫を仮置きできる場所は豊富だ。取りえずそのへんの空き地に放置できる。撤去は後から。都市部だとその土地もないから瓦礫の輸送距離が伸びるし時間も伸びる。瓦礫を置く場所がなければ潰れた家の中に閉じ込められた人を救出する以前に重機が道路を通れないだろ?。道路が開通しても、瓦礫を寄せるスペースが無ければ救出も出来ないだろ?。都会に住んでると被害が拡大するのは済んでる人間の数に対して消防の戦力が全く足りないこと。田舎でも似たようなものだが、これは地域のコミュ力に依るところが大きい。特に3.11で酷い目に遭ってるエリアは既に役割分担や地震発生時の避難対応は出来ているハズだとおもう。アレに懲りてない筈がないわけで、未だにのほほーんとしているとしたら馬鹿だ。

大前提3

 素早い判断で外に飛び出すか、黙って生き埋めになりあてのない救助を待つか。まず、生き埋めにならない事を最優先にする。次に津波が心配されるエリアの人は高い場所に逃げる。付近の標高など例のサイトを使用すればすぐに分かる。家からできるだけ近くに高台があることが望ましい。自治体がすることは、そこの整備だね。階段でも道路でも道路でも何でもいいからそこに逃げ込めれば良い。海岸線に近い場所ほど即応性が求められる。内陸に行くに従って途中にある家や樹木、自然の地形により津波は抵抗を受ける。抵抗を受けると津波は速度を落とし押し戻される。防風林がある場所は津波の進行を遅くする。内陸と海岸部の標高が同じでも、内陸ほど津波は届きにくい。引きが始まれば途中で津波は止まり、波は引き戻される。ただ、内海よりも外海に面している場所は押し寄せる規模が大きくなるので陸奥湾で起きる津波よりも日本海側の津波。日本海側の津波よりも太平洋側の津波のほうが規模は大きくなると見ている。ただ、日本海の津波は発生から到達まで時間が早い。奥尻島の地震でも津波は7分後に到達している。寝ている時に地震が着て起きて着の身着のまま避難できるか。まず無理でしょ。

大前提4

 災害発生直後は混乱状態だということ。何処から手を付けて良いか誰もわからない。72時間などあっという間だ。共助にしても周りの人が高齢者ばかりではどうにもならないだろう。だから家が潰れる前に脱出すれば救助の手間はなくなる。地震発生時はテーブルのしたに入って頭を守るとか言うけど、今は家を飛び出すってことが最優先になるかもね。古い家ほど地震に弱い。古い家で瓦屋根はもっと脆い。古い家で瓦屋根で雪が降らない地方の家はもっともっと弱い。

 青森市も実家のある弘前市も記憶にある範囲では最大震度4くらいしか経験がない。これなら倒壊する家はほぼないと見ている。過去に大きな地震を経験している地域では、古い家ほど何度も揺らされているので、より倒壊の危険は増すし、震度5を何度も何度も受けている八戸市の南にある階上町なんかは頻繁に震度5を経験しているだろうからね、かなりヤバいんじゃないかと。八戸市は雪がほとんど積もらないエリアなので雪の重みに耐える必要がない家として建てられたなら、大雪が降った時の地震は致命傷になるとも考えられる。

 津軽は全て豪雪地帯で青森市は特別豪雪地帯だから、雪の重みで潰れる家はほぼ無い。あってもとても古い家だし、数軒程度だろう。そういう見方もしなければならない。柱とか梁の太さが重要ってこと。最近の家は無落雪で軽量鉄骨だから揺れ事態は小さいだろうし、耐震設計も十分だろう。

 東日本大震災の3.11。つまり3月11日は青森にとっては冬だ。今年はほぼ雪がない暖冬だけどね。電気が止まればFF式ファンヒーターなど使えない。反射式ストーブやダルマストーブが唯一の暖房だろう。これは実家には置いているし、去年、買い替えている。また、普段から使ってないといざという時に使えないぞ。定期的に更新もしないとな。

大前提5

 被災したら食料や水は自治体が用意してくれるとか寝ぼけてんじゃねーぞということ。被災当日には食い物や水が配られないかも知れない。トイレもそのへんで。風呂なんて週に1度とかになりそう。トイレットペーパーや生理用品も被災で消失。車が生き残っていればラッキー。財布や通帳やカード類があれば車でどこぞへ避難できるかも・・・道路が無事なら。でも、その日の寝る場所は?。大雨で全身ずぶ濡れで体調を崩す人も居るかも知れない。着替えは?。

まとめ

自分の住んでいる。または、今自分が居る場所の災害リスクを把握しよう。何かが起きた時にどこに居るべきか考えよう。考えている時間がないということもある。人間は衣食住が必要だってこと。更に不慣れな生活は病気になるリスクが増えることも考慮に。季節に依っては冷暖房がなければ死にかけない事も考慮。そして人間は今の文化レベルに慣れすぎて、便利を当たり前のように享受しているけど、災害時にはそうはならないこと。

全てを自治体に任せても必要なものを得られないということ。自分が必要なものは自分自身で用意しておく必要がある。自分で考えて自分で行動して、自分自身でほぼ初期動作を決めておかないと、巻き込まれてジ・エンド。

高齢で体力がないとか、歩けないとかはどうでもいい。同じ年齢でもピンピンしている人も居るでしょう。その人との違いは自分がしてこなかったことなのかもね。多分、言われなくても分かってると思うけど。それこそ、スローな自殺行為に等しい。

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