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2023年8月30日水曜日

爬虫類かわゆす

 『肉食のオオトカゲ』が脱走 放し飼いをしていた住宅から逃げる 滋賀・大津市

恐竜萌えなオラにしてみれば、鳥類や爬虫類って恐竜の系譜なんで萌える。

逃亡したペットなら上手く相手すれば大人しく捕獲されると思うが。

人間って進化の過程で複雑な言語という伝達・記録できる意思疎通の手段を得たわけだが、動物に至っては単純な指示や合図や感情を伝える意思疎通の手段を採るので人間の言語より単純で共通部分が多く覚えやすい。

オラとか動物の感情を読み取るアニマルコミュニケーターって、その単純な意志の信号を些細な仕草(視線、表情、姿勢など)、相手との距離感、鳴き声の高低や強弱、自分から見た相手の向きによって読み取ってる訳で、動物から見た人間の同様な状態から相手の感情(意志)というものを読み取っている。

人間とのコミュニケーションが多い動物は、人間が彼らの言葉から学んでいるように、特定の言葉に対して彼ら動物も条件的に人間の言葉を理解している。そして人間とのコミュニケーション方法を覚えた動物は人間の意思表示をよく観察して理解しようとする。答えは単純であり、自分にとって利がある相手とは仲良くした方が徳だからだ。人間が理解しようとすると同時に、動物も人間と良好なコミュニケーションを望む個体は居る。

だから、怖がっている人間はたぶん警戒しているよう動物には見えているし、そこに「こっち来んな!」的な威嚇や攻撃の素振りを見せると、相手も怖がってしまう訳だ。その怖いという感情に対して、逃げるか攻撃してくるかはその動物と状況次第。

無条件で襲ってくる訳では無い相手を怖がらせるなってこと。

オラがクマを見ても動じないのは相手を警戒させないため。多分、クマに襲われている大半の人間は間違った意思表示をしているから襲われている。怖がるのも駄目。いきなり逃げるのも駄目。威嚇(大声で叫ぶ、攻撃の素振りを見せる、モノを投げつける、棒を振り回すなど)するのも駄目。

普通の人間じゃクマ相手にビビるなと言っても無理だろうけど。オラは無害だよぉ~♪という態度をしていれば、人間を初めて見るクマなんぞ「うわ、何か大きい変な格好した2本脚の生き物が居る」って思うし、人間を何となく分かってるクマとて何か変なもの(人間の乗り物)に乗っかって移動する生き物くらいに認識しているだろう。つまり、彼らの思考では正体を理解できない生き物が人間。動物にとって人間を100%理解するのは無理な話である。ペットのように長い時間を特定の相手と一緒に過ごすならともかくね。

人を襲ったことがあるクマなら人間なんぞエサだと思うだろうけど、襲う気満々のクマなんぞ見れば解るし、それならコッチも遠慮しないってだけ。こっちの感情を読めるなら殺気も読めるでしょ。害を加えてこない動物はみんなトモダチだと思うけど、襲って来る動物は遠慮なくぶっ殺すと決めてるので。相手が迂闊に手を出せないように無言の威嚇返し。殺気を放つだけで十分牽制になる。

動物の基本ルール。弱肉強食だもの。食う食われるとか。倒す、追い払う、勝ち目がないなら可能であれば逃げる。そして、互いに関心がない。見なかったことにしようである。

治安の悪い国や、紛争中の国の兵士やレジスタンス。犯罪者など一部の人間を除いて、殺す殺されるという状況に慣れていない大半の日本人だとその切替が即時出来ないんじゃないのかな。事件発生率の非常に高い発展途上億や後進国だと常に危険と隣り合わせ。同じ人類としてもその辺りの気持ちの切り替えは早いと思う。あ、オラはサイコパスでも何でもないので。いざという時のために気持ちだけは準備しているただの人畜無害な善良な人類です?。

毒蛇でも通じるならトカゲでも通じる。

このトカゲちゃんも人に飼われているから人間の感情については熟知していると思う。可愛がられていれば尚更。飼い主から掛けられてると思われる同様の温かい言葉をかければ大人しくしてくれるだろうと思う。

「おー、かわいいね、きみ、どこの子ですか?、迷子なのかな?、家に帰る?、おぢさんと一緒に行かない?」→警察に届ける。決してギャーーーー!!!なんて大声で叫ばないことだね。

ま、この80センチのトカゲを怖いと思うかどうかよりも、トカゲとか爬虫類が苦手ならビビってしまうのだろうけどね。オラなら満面の笑みで話しかけると思うが。警戒心がなくなれば大人しく抱きかかえられてくれるんじゃないのかな。ま、ツメは痛いだろうけど。

以前、ヤマカガシの黒化個体を撮影するときも、至近から撮影させてもらうまで結構粘ったね。最初は尻尾振って威嚇してたけど粘った結果、飽きたのか、熱意に諦めたのかやめてくれた。「ああ、もう、好きにして・・・」って意味なのかね。

こちらの意図を理解して貰えた訳で、野生のヘビでもそこそこ人間の意志ってのは伝えられるというか、大半の人間が失ってしまった何か解らない気配を読み取ってるのかもね。

こういう動物と意思疎通する面白さってのは分かれば解るほど感覚的に細かなニュアンスを磨けるので、試すのが楽しくてしょうがない。今のところ初対面の鳥類でも人間にわざわざ寄ってくる個体は普段からそういう自分に利がありそうな人間を見分けて寄ってくる。何か見分けるコツがあるのだろうか。オラには鳥の視線で「あ、こいつ、オラに何か言いたそうだ」と解るからそれに近い何かだとは思う。

大型野生動物視点から見て人間のほうが弱いと判断すると「とりあえず襲われる前に一撃食らわせて逃げよう!」とか思われるかも知れないが、強そうな人間相手には「触らぬ人間に災い無し」でもある。相手に襲う気がないなら双方が無関心を決め込めば良いだけ。それこそ暗黙のルールなわけだが、これが解らない人間はたぶん普通に大勢いると思う。

基本的に「迂闊に手を出せない。可能であれば何事も無い方が良い。向こうが何もしてこないならそれでいい。隙を見て逃げられればそれでいい。」という判断をする。

動物を見て腰が引けてるとか、身体が逃げの姿勢になってる場合は、相手が立ち去りたいという意志表示なので無理してこちらが仕掛ける必要はない。関心がない素振りでも見せとけば良い。

あと、これも基本な。

オラが微動だにせずいると稀に鳥や小動物が至近まで来てて、彼らに比べて巨大なオラが生き物だと認識した瞬間にへたり込んで「やばい!いま動いたら死ぬ!」とかガクブルな状態もあるけど、こういう場合はそっぽをむくと相手は安心する。弱い動物には無関心を装ってあげるのも優しさだ。

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