そろそろ誤ったクマ対応記事を本当の専門家は指摘すべきでしょ。
もしクマに遭遇したら…「大声を出さない」「目をそらさない」専門家に対処法を聞いた
↑どこの誰とは言わないが、状況に依るんだってば。
何でもかんでも「目を逸らさない」とか言ってたら、クマに喧嘩を売ってると思われるぞ。
興味があるから見ている。襲われそうだから目を離せないとか、見る理由には色々とあるけど、例えばクマに遭遇して平常心を保てる人間がどのくらい居るか。また、クマが人間を見ている時にクマの感情が読めないと判断を誤るってことも言える。
多くの人は「怖い」「食われる」「逃げなきゃ」「あっち行け」という感情と、①咄嗟に叫んでしまうか、②腰が抜けて声も出ず目を逸して成すがまま。③或いは身近にあるもので反撃。④物を投げる。⑤猛ダッシュで逃げるであろういづれかだ。
①はどうしようもないかもね。その人の普段の心のあり方の問題。だた、周囲の音や臭いや異常に敏感な人なら別。こればかりは根性が座ってるとか、それなりにクマとやりあう覚悟がある人じゃないと平常心は保てないでしょう。そもそも山に入る前から準備はしているでしょ。何も用意せずにクマの出る場所に行くのは、丸腰で冒険に行く感じ。始まりの街を出てすぐにスライムにやられるような人。
②は通常の対応としてはNGなのだろうけど、必ずしも駄目とは言えない対処でもある。何故なら無抵抗もまた敵意無しという意思表示だからだ。腹が減ってなければ見逃してくれる可能性もある。腹が減っていればイタダキマース♪でしょうね。一度人を襲うと「大半は無力な人間なので」コスパ最高と学習してまた襲う。
③は観察もせずにいきなりやるのは悪手。わざわざ自分から喧嘩を売りに行くようなもの。と同時に先手必勝でもあり、驚いて逃げるかも知れないとは言っておく。だから状況を見ろというのは正しいし、敢えてこちらから喧嘩を売りに行くのは悪手。
④これ、当たって尚且つ大きなダメージが無ければ逆効果。クマがどうするか迷っていれば或いはということもあるが。それが子熊なら母親が登場すること請け合い。母は強し。
⑤襲う気があれば追ってくるだろうけど、関心がなければ追いかけてこないと思う。子連れであれば、子供を置いてその場を離れるだろうか。青森で親子熊に襲われたケースでは、「近くに居た子熊を追い払ったら親に噛まれた」「親子グマが3頭でジェットストリームアタック」だけど、親子でセットである場合だ。逃げる獲物を追う習性はあると思うが、リスクを考えれば普通の動物ではない人間を敢えて襲うだろうか。自分よりも遥かに脆弱であると判断し、更に腹が減っていれば襲って来るだろうけど、逃げた先に人間が居れば形勢逆転というリスクもクマにはある。ツキノワグマはそんなに賢くないだろうから、そこまで計算高いとは思えない。どちらかと言えば本能最優先だと思う。
クマの行動に影響する他の要素は無いのか。
あと、身につけている衣類のクソ臭い合成香料の柔軟剤。環境ホルモンとか入ってるし、クマが嫌うかも知れないし興奮させる要因になる可能性もある。化粧品なども同じく問題あるよね。化粧品を舐めたがる猫も居るって「デキる猫は今日も憂鬱」で言ってた。
どこだっけ?。サーカスのクマとかパンダが香水の臭いで激怒してキャスターが噛まれてなかったっけ?。オラも香水や合成香料で気分が悪くなるから凶暴化するかもね。有毒物質を撒き散らしたらクマも怒るだろう。そういうの全く気にしていない人は動物とのふれあいコーナーでも逃げられたり無理に触ろうとして噛まれるんじゃないの?。本人は良い香り。他者にとっては臭いことこの上ない。それが香水とか柔軟剤の芳香ってやつだ。しかも科学的に有害だってーのに。未だに悪臭を撒き散らしている無能が職場にも行きつけのスーパーの客にも居る。臭くてしょうがない。
クマが刺激される臭いや、自然界に無い臭い。クマよけの臭い。虫除けハーブやスプレー。リュックに入っている食べ物の臭い。それらも影響する可能性もある。人間みたいに「うっわ、くっせー!馬鹿じゃないの?風呂入ってないの?」とか思うどころでは済まないからね。動物なら気に食わなければ逃げるか原因をどうにかするかも知れない。
お弁当なんかは匂いが漏れないようにジップロックで密封するとかしないと駄目でしょ。無関心は無知だからね。クマのテリトリーに入っていく人間としては地球上で最強の頭脳を持つ身でありながら、自然や野生動物に関する認識は最底辺かと。街から出ないほうが良いですな。襲ってくれと言ってるようなもの。
動物は人間の動物的感情をクマだって見れば感じ取る。
カラスだって怖がる人間には執拗に飛びかかるでしょ。オラが雛の移動時に頭に体当たりを食らったのは、雛の安全を最優先し、親の攻撃は当然のように受けるつもりでのこと。手ぶらで万全なら牽制できるのでカラスはオラには襲いかかってこれない。それはオラがカラスの習性も思考も嫌がることも知っているから。個体によっては通用しなくても手は幾らでもある。それだけ鳥とは長い付き合いだ。
フクロウとかオウムに顔を近づけると飼い主に「噛まれるよ」とか言われるけど、噛まれたことがない。何故だか分かる人はインコやオウムを飼ってたことがある人だね。
先日の日記の動物共通の思考パターンについてはカラスに通用することはツキノワグマ程度まで通用すると考えている。しかし最初からオラには敵意なんぞ無く無関心であることを意思表示しているので襲われる事もない。
それでも襲ってくるようであれば人間の怖さをクマは知ることになるだけ。動物同士の威嚇なんて物理的な闘いの前なんてハッタリ合戦だって知ってるから、襲ってきた時に反撃もできなければ相手は勝てると思う。でも、先手必勝と思ったクマが襲いかかってきた時に、こちらも間髪開けずに襲いかかったら(準備が既に整っていたら)クマは一瞬驚いて読み違えたと退散する可能性もある。これもイチかバチかだけど、要するに怖がる相手を格下だと見るのは動物の常。
タイミングの問題でもあり、そんなのその場になってみないと、「この場合はこうしなさい」なんて言えない。何でもかんでも目を離すなって言ってるのは間違いだってこと。敢えて目を逸して「関心がない」という意思表示も必要。それはクマがそうしたら自分もするってことであって、これにも2パターンがある。向こうが最初からそうするつもりだったか、それとも場合に依ってはこちらに来たい場合の2パターンだ。鳥はそうするし、小型から中型の哺乳類もそうしている。そもそも戦う気がない動物と鉢合わせに成ったときの動物の態度には笑いを押し殺したけど。
要するに、規定の行動を取れってのは勝敗が五分五分の当たり障りのない定型句みたいなもの。そうでなかったら何をしても襲われるし、襲う理由がクマに無ければ何事もなかったかのように立ち去るでしょうね。だから実際に襲われた人がクマに対してなにをしでかしたのか統計を出して欲しいってのがその理由。
ま、大声を上げないってのも半分正解で、半分は不正解。要するに「よく分からない者」は人間も動物も怖い。これは本能だからしょうがない。
であれば、オラ得意の「よく分からない怖い者を演じる」ってのも有効な訳。オラの声量というか音量はデカい。ものすごくデカい。でもって意味不明な奇声をあげることもできる。剣道やってたんで気合の入った声は出せるし、音量だけなら一部の鳥類(ジェット機並みに煩い鳥がいる)以外には負けない。
単純に手札を自分が幾つ持っているか。どれほど備えているか。
- 動物の感情が読める。(野生の本能基準で読む)
- 動物の訴えを忖度できる。(空気を読む。ただ通過したいだけかも。)
- 余程の事じゃなければ驚かない。(常に遭遇する前提/心の準備OK)
- 肉体強度に自信がある。強そうに見える。(これ基本的なこと)
- 相手の急所を躊躇なく攻撃できること。(どこが急所か分かる?眼と鼻だよ)
- 事前に自分の行動を決めておく。(咄嗟でも迷わない判断と決断)
- 動物の視点に立って配慮する。(さして難しいことでもない)
- 相手の嫌う動物の鳴き真似ができる。(オラができるから皆もできる筈。犬とか。)
- 足場の悪い場所でも普通に走れる。(オラができるから特訓すれば皆もできる筈)
- 出そうな場所ではそれなりの装備を携帯する。(売ってるから買えば良い)
- 何も相手も好き好んで襲うわけではない。(平和的スルーができるようにする)
- 襲ってきてから考えるのでは遅すぎる。(いつでも臨戦態勢。相手に悟られるな。)
- 例えクマ相手でも笑って居られるか。(メンタル面での強化)
- 余裕を持つこと。(イッパイイッパイになると判断が鈍る)
何を見るか。クマはどうしたいのか。自分はどうするべきか。
さて、どうしようか。わざわざ書かなきゃ成らんのかな。基本的な事なんだけど。
これはある意味で出会ったときの二択が決まってしまう状況なんだけど。
しょうがない。書くか。
出会ったときに相手の身体と頭(顔)の向きだよ。簡単でしょ。
身体が横から見えるときで顔だけコッチってのは通り過ぎるだけの予定で、クマも可能であれば単に通り過ぎたい。あまりジロジロ見るなってこと。要らぬ警戒をさせるかも。見ても自分も身体の横を見せて顔だけ興味無さそうに見ろってこと。振り返って背中を見せて全力疾走して逃げられると思うならそうしたら良い。でも、クマから見て真横を見せて横歩きだとあまり人間の動きは誇張されない。
ただ、クマが追ってきたら時速40~50キロらしいので人間はそうそう簡単には逃げ切れない。泳げるし、木にも登れる。垂直の壁に飛びついて上腕だけで自分を引き上げられればどうかは知らん。丁度良くそんな人工物があれば良いけど。稀にあるよな、山の中にも。いざという時に通過する場所すべての利用可能なものや場所を記憶しとけば良い。
自分の方に向かってきて身体も顔もコッチ向きって場合はクマがコッチに来たいんだよ。前者はスルーしてくれやすい。後者は自分の横を通りたい。でも、人間が邪魔だと思うかも。危険がなければスルーしてくれるかも知れない。判断するのはクマだ。無害認定されると良いね。
危険なのは後者だけど、道を譲るって時にクマに対面して同じく身体も顔も正面きってるとクマもスルーして通り過ぎることを怖がるでしょ。通せんぼしていると思われるかも知れない。さて、どうする?。ここはひとつ、どぞどぞ!って感じでジェスチャーしてみる?。
あとはスルー(無警戒)して貰うために努力が必要だ。どうすれば良いか分かるよね。
肉体面ではいきなり身長170オーバーに伸びて筋肉特盛なって言っても身長は無理だろうから鍛えてマッチョになって大きく見せることを工夫しなければ成らないけど、強そうな相手は実際よりも大きく見えるってのは武道や武術では当たり前のことなんだよね。動物にも通じる。相手に躊躇させる事が大事。
道具は色々と売ってるから自分で考えるか、ショップの人の言う通りに買えば良い。でも、過去にヒントは言ってるから、非常に安く済む方法もある。
ぶっかけるものは水鉄砲で噴射すれば良いし、液体(忌避剤)も簡単に自作もできるし、動物は火を怖がるから発煙筒など既存の便利アイテムを利用すれば良い。あ、発煙筒は火の不始末だけは注意な。完全に湿った地面に差し込んで鎮火を忘れるな。その辺に捨てると山火事で逮捕だべ。
犬くらいの鳴き真似はできるようにしたほうが良い。リアルなやつね。ワンワンなんて犬は鳴かないから。よく聞いて声帯模写だ。アメリカ的にバウワウでもないぞ。大型犬の鳴き声は低音で「ぅおふっ!」って鳴いてるべ?中型犬でも「ぅおん!」だべ?あとはリアリティーを追求したまへ。
そういや鳥相手に猫の鳴き真似はしたこと無いな。鳥に嫌われたくないからやらないけど。奴らは顔を覚えるからな。はぁ~鳥さんかわゆす。ま、鳥に襲われるのは全然平気なんだけど。モフってやる。
最後は、パニクらないこと。心構えの問題でとても簡単だ。取り乱すと相手にも伝わるし、泣き喚いたところでクマの気に触れば噛まれる。相手もパニクるからね。可能な限り相手の平常心を保つのは基本中の基本。
そして、自分も平常心を保たないと相手を刺激するから。
ま、頑張れ。
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