自動車の運転は適正の有無で決まる。
心肺停止の乳児搬送の救急車が脱輪 運転の救急隊員はおととしにも搬送中に事故
単純に運転が下手というだけのことで、運転が下手というのは運転に向いていないということ。運転適性は空間認識能力や、乗り物を操作するという根本的なスキルなので、上達しない人は全く上達しない。というよりも、上達する意志のない人は上達しないのだけどね。
免許を取って数十年。未だに後退駐車が苦手なひとをよく見る。車の幅やハンドルをどのくらい切れば車がどのくらい曲がって、その枠内にキッチリ停められるかという操作と予測と軌道修正。前進と後退は思考の切り替え。これが出来ない人は何度やっても上手くならない。何というか、これは自分の中で感覚的に処理できないと幾ら頑張っても無駄。
人間は繰り返し訓練することである程度の上達はするし、勘の冴えている人ならあっという間に習得できるスキルでもある。
救急車の問題として、他には救急車の運転席から見える情報量が少ないのではないか。ドアミラーにしても後方だけではなく、後方下部のミラーがあるのか。バックモニターにしても、脱輪防止のためのドライブサポートにしても、救急車にこそ死角を補助するための装備が必要だと思うのだが。
よく交差点で事故ってる救急車であるが、救急車にいくら優先権があっても、救急車を視認できていない他のドライバーは救急車が見えるまでは信号が青なら通過してしまう。これが分かっている救急隊員は交差点を徐行している。
交差点で事故ってる救急車は、他人には救急車のサイレンは聞こえている筈だし、救急車は有線車両だから交差点を通過するときは一般車両は全力で避けるべきだと勘違いしていれば事故は無くならない。もしも緊急車両のパトカーと救急車が交差点でどちらも徐行もせず、停止しようと考えなければどうなる?。救急車のハンドルを握る人は患者の命を握っているという自覚を持って運転すべきであって、自分が優先車両だという意識は捨てよう。
オラが見る救急車は信号が赤の時に交差点に進入しようとするときは一時停止に近い行動を取っており、きちんと左右の車が止まってくれていることを確認している。普通はこうであるべき。だって、今の車は防音性能が高いし、救急車のサイレンなんて年令によっても聞こえ方が様々だし、交差する左右方向からの音は交差点に入る直前まで聞こえないし、回転灯も直視できないのだから。
んーーーなんかサイレンが聞こえるよなぁー・・・って事はあっても直視、ミラー越しを問わず、接近してくる方向は見えないと分からないのだから。それを理解していない救急隊員はそもそも普段から緊急車両の接近に気付いていないのではないかな。
つまり、運転適性が無い人に救急車のハンドルを握る資格はないってことだね。
0 件のコメント:
コメントを投稿