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2023年5月17日水曜日

よくある事故。でも決してあってはならない事故。「高速でバスにトラックが追突 3人死亡」

 大体にして高速道路の止まってる車両に追突とか、しかも故障車の後ろに人が居るとかトラックのドライバーも、バスの乗員もどうかしている。

バスにトラック追突 3人死亡 東北道で停車中 乗客30人…多くが外国人か

 まず故障について、日常的に運行前点検を行なっていたのか。人の命を預かる旅客運送事業に於いて、貨物運送事業よりももっと厳格化すべきかと。

 トラブル発生時の教育はしっかり行なっていたのか。高速道路での故障車に他の車が突っ込んで死傷する事故。その故障車や事故車の処理中にNEXCOの職員が巻き込まれる事故が耐えない。

 高速道路は一時停止も無く、高速で一定の速度で走行することから漫然運転(ぼーっと無気力な運転状態)や脇見運転(指示書をみたり足元や助手席の物を取ろうとしたり)。ながら運転(スマホやカーナビの操作)を誘発しやすく、変化の少ない道路であることから眠気を誘うこともあり、更に停止車両が居るはずが無いという思い込みから追突事故を起こしやすい。

 また、大型車は80km/h。中型車以下は100km/hが法定速度であり、大手貨物運送事業の一部を除いては法定速度を上回る90km/hや、リミッターカットにより100km/hで走行していることもあり、事故の被害が大きくなりやすく、死亡事故に繋がりやすい。

 これは既知の事案であり教育訓練の中に当然含まれてることが普通。にも関わらずこういった事故は定期的に発生しており、類似の事故が発生する度に教育の煩い事業者では掲示板に貼り出すなど類似事故の発生抑止のための念押しが行なわれる。

 一方で追突されたバスにも重大な過失や違反がある可能性がある。今回はバス運転手の女性も巻き込まれて死亡しているが、遠慮なく言わせてもらう。

 同僚の意見では故障原因はバスの老朽化ではないかという点。古くなると当然ながら次々と故障箇所が出てくる。直しても直しても他の箇所が故障する。高速道路上で走行不能になった要因に老朽化したバスの運行が上げられるとしたら、運行会社の責任もある。つまり、高速に乗らない運行に限定すればよかったのでは?ということ。

 次に運行前点検で異常がなかったのかという点。法定点検であるため点検項目は決まっていて、点検内容も簡単で基本的な事故防止のものに限られるため、目に見えない故障するかもしれない箇所は分からない。しかし、仮に形だけの点検を日常的に行なっている。3ヶ月点検や6ヶ月点検を行なっておらず、書面上だけで行なっていたとすれば重大な法律違反である。車検については整備工場の責任。車検をいつ行なったかにも依る。そもそも故障原因が不明。

 高速道路上での故障や事故後の対処が最悪。これはバスの乗員が悪い。故障や事故で高速道路上に駐停車せざるをえないときの対処は以下の通り。

  1. 三角停止板を置き、発煙筒を炊く。
  2. 乗員は全員降りて路外に退避する。
  3. 後続車による続発事故を防止する。

特に2を行なわずに車道に居たことが死亡の原因。路外とは、道路から退避すること。つまりガードレールがあるなら、ガードレールを乗り超えて道路から完全に出ること。櫻坂やっくん?でしたっけ?。あの死亡事故も車道に居たから亡くなった訳で、誰が悪いと言えば、轢いた人だけど、轢かれるような場所に居た方も悪い。

 何故か。高速道路は自動車専用道路なので、緊急時以外は人は歩いてはいけないという大前提があるから。

 また、情報不足であるが、バス運転手の他に添乗員は居なかったのか。

 日本人ならまだしも、乗客の大半が外国人であれば、当然その外国人に適切な指示をしなければならない。つまり、複数の外国語を翻訳した上で音声で適切な指示ができるようにしていたのかバス会社に問い詰める必要がある。同時にバス会社はバス運転手に行なった教育の内容に高速道路上での事故防止で上記の内容に従って行動するように繰り返し教育していたのかが問われる。


 本当に、何でお約束の事故が何度も発生するのか。追突したトラックドライバーが一番悪いとしても、バス会社も悪い。車道に居た外国人も無防備。バス運転手も対処に問題。そして添乗員は?。

<追記>

大型バスが直前にオーバーヒート トラック追突3人死亡 事故当時の状況明らかに

トラックはあの煽り運転常習犯で有名な青森県八戸市にある「八洲陸運」でした。

ま、この会社は元893という噂があるくらいマナーが悪いドライバーの巣窟でしたからね。オラも前方にトレーラーが居るのにドライバーの顔がルームミラーから見えないほど真後ろに接近されて嫌な思いをしましたよ。まあ、八洲ならどんな事故を起こしても驚かないよ。

バスを運行していたのは仙台市の「2525タクシー」でした。

いつもは運転しない社長がバスのドライバーだったそうで。なんだ、社長なのに高速道路での事故・故障直後の対応知らないなんてどうかと。しかも社長が運転ってことは普段運転していない訳だし、運行前点検とかできたの?。免許を持ってるだけで不慣れ?。運行前にラジエーター液の残量とか見たの?。てか、そのバスの年式は?。運行前点検の記録簿がどうなってたのか気になるね。水族館の払い下げなんでしょ、そのバス。

ドラレコの映像「停車バス後方には10人程の人影」三角停止板表示や発炎筒使用せず“東北道バスにトラック追突4人死傷事故 宮城

ハザードランプは点いてはいるものの、道路交通法で定められている三角停止板の表示や発炎筒の使用は確認されません。

だそうだ。やはりこの社長は実務にも法律にも疎い人だったようで。「続発事故の防止」という行動を怠っていたってことだよね。トラブルが起きると頭真っ白ってのは経験のない 若者の心境だよ。女性とか男性とかハンドル握ったら関係ないもの。それにル良きゃくう運送事業で二種免許持ってるんでしょ。

ほんと、人の命を乗せて走る緑ナンバーって荷物を運ぶ貨物運送事業(一種免許)より駄目な会社とかドライバーの品質が悪いよね。一度、こういった資質がない会社はまとめて許可を取り消したら少しは過当競争とか無くなって整備管理者とかきちんと置けるんじゃないの?。

「車線に“はみ出て”止まっていた」バス目撃したトラックドライバー感じた“違和感” 東北道4人死傷事故【宮城発】

 事故直前に追い越されたドライバーの証言が追加さっれた。これはもう、被疑者死亡のまま書類送検ということなのでは?。

 黒煙をあげてずーっと追越し車線を100キロほどの速度で走っていた。何か急いでいる様子にも見えた。バスは自然とスピードが落ちて道路の中央で止まったという証言。手入れをされていないオンボロバスで無茶してオーバーヒート。車線にはみ出して停車。乗客の避難が不適切。続発事故防止策を怠る。かなりヤバイ会社ですね。2525タクシーは。

 検索「旅客運送 大型バス 制限速度 高速道路」というように、大型バスは高速道路を時速100キロで走っても良いことに成っています。だから時速100キロは違法ではない。ただ、そこの最高速度が何キロなのかは知りません。

 反面、貨物運送事業のトラックなどは80キロ制限という矛盾があります。貨物より人の命のほうが危険にさらされやすいので、法律が間違っていると思いますけど。人を乗せる高速バスを時速80キロ制限。トラックは100キロでも良いのでは?。

 2024年問題を考えれば、ドライバーの拘束時間を短縮させるために大型トラックの最高速度は時速100キロ。120キロ区間では120キロを許可して欲しい。逆にバスは通常80キロ制限。120キロ区間では100キロに改正すべきと思う。

ま、バスなんてオラは乗らないから言いたい放題だけど。

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